活動報告

社会活動

くすりを通じて社会を知ることで社会に貢献できる医療人の育成を目指して、地域での「くすり教室」や「研修」活動を積極的に実施・参加しています。中でも、特定非営利活動法人医薬品適正使用推進機構(NPO J-DO)は、国民にくすりを安全に安心して使っていただくために薬剤師や国民に対する教育講演や学会を開催しています。その活動の一つとして、小学生にもくすりのことを知ってもらう講義や体験実験(くすり教室)を行っています。2014年度からは、薬物依存に関連する講義や体験実験も行っています。

2009年12月4日

第42回精神神経系薬物治療研究報告会(大阪)

第42回精神神経系薬物治療研究報告会」が、千里ライフサイエンスセンターにて開催されました。

当部門からは、修士課程2年の山田真之亮が研究成果報告を行いました。当会は、2008年度精神薬療研究助成事業によって研究助成を受けた研究の成果報告会であり、合計34件の研究報告が行われました。どの研究もとても興味深い内容で、他の研究者との交友を深めることもでき、大変有意義な1日でした。

(報告者:山田真之亮)

 

 

【口頭発表】
山田真之亮
「プロテオーム解析法を用いた統合失調症発症脆弱性因子の同定」

2009年11月7日

くすり教室「刈谷市立亀城小学校 愛知」

刈谷市立亀城小学校にて 「くすりの正しい飲み方:くすりと安全に安心して付き合う」 「くすり教室」を開催しました。091107 NPO

2009年10月31日

くすり教室「春日井市立坂下小学校 愛知」

春日井市立坂下小学校にて 「くすりの正しい飲み方:くすりと安全に安心して付き合う」 「くすり教室」を開催しました。091031 NPO

2009年9月24日

くすり教室「那覇市立久茂地小学校 沖縄」

那覇市立久茂地小学校にて 「くすりの正しい飲み方:くすりと安全に安心して付き合う」 「くすり教室」を開催しました。090924 NPO

2009年9月19日

くすり教室「名城Day 名城大学天白キャンパス 名古屋」

名城大学天白キャンパスにて 「くすりの正しい飲み方:くすりと安全に安心して付き合う」 「実験講座」を開催しました。090919 NPO

2009年3月7日

Dopamine Serotonin Forum 2009:DSフォーラム2009(東京)

「Dopamine Serotonin Forum 2009:DSフォーラム2009」が、東京都千代田区のグランドプリンスホテル赤坂「五色」にて開催されました。

本フォーラムでは、ドパミン関連セミナー、セロトニン関連セミナーおよびコメディカル対象セミナーの3つの分科会と二つの特別講演が開催され、当部門からは、野田幸裕教授がドパミン関連セミナーにおいて基調講演を行われました。各講演においては、活発な質疑応答が行われていました。統合失調症や気分障害などの精神疾患に対する治療薬として、ドパミンやセロトニンをターゲットとした様々な薬物が上市されていますが、未だ治療不十分な例もあるのが現状です。新規治療薬の開発や既存薬物による、より合理的な薬物療法の実施など、今後の精神疾患に対する薬物療法の発展に期待していきたいです。

(報告者:脇由香里)

 

【基調講演】
野田幸裕(3月7日)
「ドパミンと精神疾患」

2009年3月2日

名城大学学術フロンティア推進事業第1回若手研究者シンポジウム

「名城大学学術フロンティア推進事業第1回若手研究者シンポジウム」が、名城大学薬学部 情報メディア教室にて「人間社会で感じるストレスと解決への手立て」をテーマに開催されました。

本シンポジウムは、若手研究者の育成および交流の場として開催され、当部門からは、修士課程2年の脇由香里が口頭発表を行いました。その他にも若手を中心とした一般口演およびシンポジウムが行われ、各発表に対して活発な質疑応答が行われました。今後もこのような若手研究者の会およびストレスに関連する活発な研究が実施されることが、ストレス関連疾患の病態解明および治療薬開発につながるものと期待されています。

(報告者:脇由香里)

【口頭発表】
脇由香里、吉見 陽、山田真之亮、安藤 雄、野田幸裕
「マウスの発達過程における慢性社会敗北ストレス負荷による社会性行動への影響」

2009年1月9日~10日

平成20年度名城大学学術フロンティア推進事業研究成果報告会・第13回神経科学領域における分子モニタリングシンポジウム

「平成20年度名城大学学術フロンティア推進事業研究成果報告会・第13回神経科学領域における分子モニタリングシンポジウム」が、名城大学薬学部 にて、「ストレスにより変化する生体内分子のモニタリング」をテーマに合同開催されました。

シンポジウムにおける講演においては、各講演に対し活発な質疑応答が行われ、ストレス関連疾患に対する関心の高さを実感するものでした。研究報告会においては、当部門からは野田幸裕教授が研究成果の発表を行いました。その他にもストレス関連疾患に関する研究の成果が基礎および臨床の両面から報告され、各発表において活発な質疑応答が行われました。多くの人々が様々なストレスによって不安・恐怖・葛藤・失望などの心理的問題を抱えている現代社会において、基礎と臨床が相互に連携した研究によるストレス関連疾患の発症機序の解明および新規治療薬の開発が望まれています。

(報告者:脇由香里)

【口頭発表】
野田幸裕(1月10日)
「ストレスと精神疾患の発症脆弱性に関る分子の探索-発達過程における慢性社会敗北ストレス負荷による高次機能への影響-」