活動報告
- 大学・研究室行事
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大学行事として、学生フォーラム、ソフトボール大会、オープンキャンパス、卒論発表や卒業式などが開催され、こうした行事には積極的に参加しています。研究室行事として、鶴舞公園での花見、ゼミ旅行、スポーツフェスティバル、新年会など、1年を通して楽しいイベントを開催し、メンバー同士の親睦を深めています。
2022年10月1日
- 2022年度 バレーボール大会:スポーツの秋、深まる親睦
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「2022年度 バレーボール大会」が名城大学天白キャンパス新体育館にて開催されました。
コロナ禍で2年間中止されていたスポーツ大会は3年ぶりとなります。当室からは野田幸裕教授、吉見 陽助教、博士課程2年の吉田樹生先輩、学部5年5名、学部4年4名の12名が参加しました。
大会当日は、試合前にウォーミングアップとして、円陣パスで練習を行いました。円陣パスでとても大切なのは「構え」と「声かけ」です。全員で声を出すことでラリーを続け、試合に向けて団結力を高めることができました。
試合はバドミントンコートの広さで行われ、男性と経験者はサーブとアタックはハンデとして利き手が使用できませんでした。利き手が使えないという状況に苦戦し、1試合目は善戦するも19対25で負けてしまいました。しかし、2試合目は慣れてきたこと、お互いにフォローし合うことで、25対16で勝利することができました。惜しくも得失点差1というあまりにも非情な結果で本戦には進めませんでしたが、怪我もなく参加者全員が最後まで楽しんでバレーボール大会を終えることができました。
大会終了後は、参加者全員で昼食を楽しみ、各学年と先生と親睦を深めることができ、お互いの新たな一面を知ることができました。
全員が研究や授業で忙しい中での参加となり、良いリフレッシュの時間となりました。一同気持ちを新たに励んで参ります。
(報告者:川島菜月)
※撮影時のみマスクを外しております。
2022年9月8日
- 2022年度 日帰り開運グルメのゼミ旅行!バーベキューに食べ歩き、合格祈願のバス旅行(伊勢)
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「2022年度 ゼミ旅行」で、三重県伊勢市に行きました。
今年は教員、博士課程の先輩方および学部6年生のみでのゼミ旅行となりました。
あいにくの雨の中、名古屋大学医学部附属病院を出発し、最初の目的地の二見浦シーサイドパークではバーベキューを行いました。屋内のバーベキュー場には海鮮や肉、野菜がずらりと並び、とても豪華な昼食となりました。生きたエビに戸惑う学部生をよそに、焼きおにぎりとノンアル飲料を合わせ、ワンランク上のバーベキューを楽しむ先生方の姿がありました。
次の目的地の伊勢神宮では、神聖な雰囲気に圧倒されながら参道を進み、参拝を行いました。学部6年生は学業成就のお守りを購入し、卒業試験と薬剤師国家試験の合格を祈願しました。参拝後は雨も上がり、おはらい町とおかげ横丁の散策を楽しみました。丸ごとオレンジの果汁を味わえるジュースでのどを潤すグループや、赤福氷を食べてお腹いっぱいになるグループ、伊勢茶を用いたスイーツを楽しむグループなど、それぞれ伊勢のグルメを堪能しました。
日帰りでしたが、2年ぶり、6年生にとっては初めてのゼミ旅行を楽しみ、当室メンバー1人ひとりの記憶に残る充実した1日となりました。
(報告者:田中穂浪)
2022年9月2日
- 令和4年度薬学部卒業論文発表会
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「令和4年度薬学部卒業論文発表会」が名城大学薬学部 新1号館および新3号館にて、開催されました。本年度も、前年度に引き続きすべてポスター発表でした。
発表会では、当室の学部6年の内野里香、平野結奈、松本あおい、佐々木唯乃、吉原みなみ、安藤弘将、濵田眞里亜、田中穂浪、竹内 萌、足立有野奈および佐分藍子が新1号館7階、腫瘍分子医学研究室の鈴木里奈が新1号館の3階にて発表を行いました。
当室の学部4・5年生や多くの先生方が入れ替わり立ち代わりポスターを閲覧され、様々なご質問やご意見をいただきました。研究発表は今回初めてであったため、心地よい緊張感と不安感の中で、1つ1つ丁寧に説明し、質疑に応えました。これまでコロナ禍で行動制限があったため、こうした時間は充実感にあふれ、有意義に過ごすことができました。研究活動および発表会での経験を活かして、将来、薬剤師として臨床およびコミュニケーションスキルの向上に努めていきたいと思います。
発表会後には新3号館の1階にて学部6年生から、教員、大学院生、学部4・5年生へ感謝を込めたプレゼントを贈りました。学部4・5年生からは、だるまのキーホルダーと名前入りボールペン、お菓子を頂きました。野田幸裕教授からいただいた「努力は人を裏切らない。」という言葉を胸に、卒業試験・国家試験の勉学に励んでいきます。
約2年間の研究活動の集大成を発表することができ、6年生一同感謝しております。
(報告者:安藤弘将)
※撮影時のみマスクを外しております。
【ポスター発表】
内野里香(9月2日)
「口腔内慢性疼痛に対するデュロキセチンの効果と血漿セロトニン濃度との関連」
平野結奈 (9月2日)
「3T3-L1細胞でのクロザピンによる脂肪滴蓄積におけるアドレナリンβ受容体の関与」
松本あおい (9月2日)
「HL-60細胞でのクロザピンによる血液毒性における小胞体ストレス-アポトーシス経路の関与」
佐々木唯乃 (9月2日)
「統合失調症様モデルマウスの心臓におけるクロザピン反応性タンパク質の同定」
吉原みなみ (9月2日)
「統合失調症様モデルマウスの前頭前皮質におけるクロザピン反応性タンパク質の同定」
安藤弘将 (9月2日)
「うつ病患者のリンパ芽球様細胞株および幼若期社会的敗北ストレス負荷マウスの血液と脳における網羅的遺伝子発現解析」
濵田眞里亜 (9月2日)
「幼若期社会的敗北ストレス負荷による脳内免疫活性化の影響」
田中穂浪 (9月2日)
「幼若期社会的敗北ストレス負荷マウスのうつ様行動におけるニコチン性アセチルコリン受容体の関与」
竹内 萌 (9月2日)
「統合失調症様モデルマウスの忌避学習における側坐核細胞内情報伝達経路の役割」
足立有野奈 (9月2日)
「精神疾患様モデルマウスの社会的認知におけるドパミンD3受容体の役割」
佐分藍子 (9月2日)
「薬剤師の精神疾患へのスティグマに及ぼす精神疾患患者との接触体験の影響」
鈴木里奈(9月2日)
腫瘍分子医学研究室・アドバンストコース
「クロザピンによる胸膜炎におけるリチウムの作用」
2022年7月20日
- 第4回アドバンスト活動報告会
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「第4回アドバンスト活動報告会」が開催されました。
薬局にて研修しているアドバンスト学生1名および愛知医科大学病院の呼吸器内科・外科、消化器外科病棟にて研修しているアドバンスト学生2名が症例報告を行いました。多くの学生や教員が参加し、症例報告後には多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。
薬局にて研修している学生は、漢方薬を用いた片頭痛患者への介入に関する報告を行いました。軽度から中等度の片頭痛にNSAIDs(Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugs:非ステロイド性抗炎症薬)が無効な場合や、中等度から重度の場合にはトリプタン製剤が用いられます。本症例では、頭痛に対して処方された漢方薬の適切な服薬方法を指導することで、トリプタン製剤を使用することなく、片頭痛をコントロールすることができました。
愛知医科大学病院の呼吸器内科・外科病棟にて研修している学生は、抗がん剤治療における支持療法に関する報告を行いました。EGFR(Epidermal Growth Factor Receptor:上皮成長因子受容体)チロシンキナーゼ阻害薬はEGFR遺伝子変異陽性のがんに対して使用される分子標的薬であり、副作用としてざ瘡様皮疹が報告されています。本症例では、ざ瘡様皮疹の重症度に合わせた強さの外用ステロイドの選択と使用方法の指導を行い、症状を改善に介入していました。
愛知医科大学病院の消化器外科病棟にて研修している学生はがん患者の周術期における薬学的介入に関する報告を行いました。ステロイドを長期間服用することにより視床下部-下垂体-副腎皮質系が抑制され、内因性ステロイドが減少します。この状態で手術などの侵襲を受けると循環不全を中心とした重篤な急性副腎不全に陥りやすくなります。そのため、侵襲性の高い周術期にはステロイドを予め投与することで急性副腎不全を予防するステロイドカバーを行う必要があります。本症例では、これまでに使用していたステロイド量をプレドニゾロン換算することで適正に周術期におけるステロイドの投与を行い、急性副腎不全に陥ることなく手術を完遂することができました。
これらの症例を通して、症状の部位、性状、発現時の特徴や使用薬剤などの背景から、患者に最も適した個別の薬物治療を考えていくことの重要性を再認識しました。今後も最適な薬物治療を行うことができるよう、患者一人ひとりに向き合っていきたいと思います。
(報告者:鈴木里奈)
【薬局】
「漢方薬を用いた片頭痛患者対応」
【愛知医科大学病院】
呼吸器内科・呼吸器外科病棟
「肺癌治療における支持療法」
消化器外科病棟
「大腸癌における周術期と化学療法の薬学的介入について」
2022年7月6日
- 第3回アドバンスト活動報告会
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「第3回アドバンスト活動報告会」が開催されました。
名古屋大学医学部附属病院の消化器外科病棟にて研修しているアドバンスト学生1名、愛知医科大学病院の循環器内科・心臓外科病棟、GICU(General Intensive Care Unit:周術期集中治療部)にて研修しているアドバンスト学生2名が症例報告を行いました。多くの学生や教員が参加し、症例報告後には多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。
名古屋大学医学部附属病院の消化器外科病棟にて研修している内野里香は、呼吸困難を有するがん患者への介入に関する報告を行いました。がん患者において呼吸困難が発生する頻度は46~59%と報告されています。呼吸困難を有するがん患者には、モルヒネの全身投与を行うことが推奨されていますが、腎機能の低下などを理由にモルヒネが使用できない場合にはオキシコドンの全身投与が行われます。本症例では、腎機能を考慮した薬剤を提案することで、呼吸困難を緩和することができました。
愛知医科大学病院の循環器内科・心臓外科病棟にて研修している学生は、心不全患者への介入に関する報告を行いました。心不全の頻度の高い初期症状として息切れや足のむくみがあり、これらは心拍出量の低下によって生じるうっ血や体液貯留に伴う症状です。このように息切れや足のむくみを有する患者では、病態に応じた心不全薬物治療の基本薬に加え、利尿薬を併用します。本症例では、腎機能や電解質・水分バランスを確認しながら利尿薬や補液量の調整を行うことで、体液貯留の改善に努めました。
愛知医科大学病院のGICUにて研修している学生は、低カリウム血症患者への薬学的介入に関する報告を行いました。低カリウム血症の原因には、カリウム摂取の不足やカリウム排泄量の増加、およびアルカローシスなどによる細胞外から細胞内へのカリウム移行の亢進があります。本症例では、低カリウム血症によりGICUにて注射用および経口カリウム製剤が開始となりました。その後、カリウム含量の多い経口カリウム製剤への変更を提案することで、血清カリウム値のコントロールを行いました。
症例報告会を通して、症状や治療による効果・副作用を確認し、適切な薬剤選択が行われているかを評価する重要性を再認識しました。今後も患者にとって最適な薬剤選択ができるよう支援していきたいと思います。
(報告者:内野里香)
【名古屋大学医学部附属病院】
内野里香(消化器外科病棟)
「腎機能低下患者における呼吸困難・疼痛コントロールに対する介入」
【愛知医科大学病院】
循環器内科・心臓外科病棟
「心不全患者への介入」
GICU
「低カリウム血症患者への薬学的介入」
2022年6月15日
- 第2回アドバンスト活動報告会
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「第2回アドバンスト活動報告会」が開催されました。
名古屋大学医学部附属病院の呼吸器内科・外科、泌尿器科・腎臓内科、精神科・親とこどもの心療科病棟にて研修しているアドバンスト学生3名が症例報告を行いました。多くの学生や教員が参加し、症例報告後には多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。
呼吸器内科・外科病棟にて研修している平野結奈は、非小細胞肺がんの化学療法への介入に関する報告を行いました。非小細胞肺がんでの胸膜播種により、胸部疼痛が認められる場合があります。本症例では、NRS(Numerical Rating Scale:数値評価スケール)を用いて疼痛評価を行い、最初にNSAIDs(Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugs:非ステロイド性抗炎症薬)が提案されました。NSAIDsによる腎機能障害やNSAIDs潰瘍の早期に発見するため、血清クレアチニン値や腹痛、嘔気の有無を確認しながら、安全に疼痛コントロールを行いました。
泌尿器科・腎臓内科病棟にて研修している鈴木里奈は、去勢抵抗性前立腺がんの治療への介入に関する報告を行いました。去勢抵抗性前立腺がんの治療薬として推奨されているドセタキセルは副作用として重篤な好中球減少が報告されています。本症例では、発熱性好中球減少症の発症リスクが高いことから、G-CSF(Granulocyte-Colony Stimulating Factor:顆粒球コロニー刺激因子)製剤の一次予防的投与を行うことで、重篤な感染症に罹患することなく治療を継続することができました。
精神科・親とこどもの心療科病棟にて研修している松本あおいは、双極性障害のうつ状態の改善を目的とした薬剤調整に関する報告を行いました。双極性障害には気分安定薬だけでなく、適用を有する抗精神病薬が使用されます。抗精神病薬は薬剤ごとに受容体結合能が異なることから、効果や副作用の発現特性と患者の副作用歴をふまえて薬剤変更を行うことで、副作用を発現することなく、うつ状態をコントロールすることができました。
症例報告会を通して、使用薬剤による副作用を予測し、その予防や治療に向けた薬剤提案や情報提供を行うことの大切さを学びました。今後も患者に最適かつ安全な治療を提供するために、薬剤による効果と副作用のバランスを常に考えて薬物治療に携わっていきたいと思います。
(報告者:松本あおい)
【名古屋大学医学部附属病院】
平野結奈(呼吸器内科・外科病棟)
「非小細胞肺がん患者に対する化学療法における薬剤師の介入」
鈴木里奈(泌尿器科・腎臓内科病棟)
「去勢抵抗性前立腺がんの化学療法に関わった症例」
松本あおい(精神科・親とこどもの心療科病棟)
「双極性障害患者に対する抗精神病薬の切り替え」
2022年6月1日
- 第1回アドバンスト活動報告会
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「第1回アドバンスト活動報告会」が開催されました。
藤田医科大学病院の、内分泌・代謝・糖尿病内科病棟にて研修しているアドバンスト学生2名、精神科にて研修しているアドバンスト学生1名が症例報告を行いました。多くの学生や教員が参加し、症例報告後には多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。
内分泌・代謝・糖尿病内科病棟にて研修している学生のうち1名は、副腎皮質癌によるクッシング症候群に関する報告を行いました。副腎皮質癌はホルモン産生型と無機能型に分けられます。ホルモン産生型では慢性的にコルチゾールが過剰に産生され、クッシング症候群が多く認められます。クッシング症候群の治療の第一選択は外科的な腫瘍摘出ですが、外科的治療が行えない場合、薬物治療として副腎皮質刺激ホルモン分泌抑制薬や副腎皮質ホルモン合成阻害薬で治療を行います。本症例では、副腎皮質ホルモンの過剰産生に関連する精神症状や低カリウム血症などに対処するためコルチゾールのモニタリングを行い、患者の病態や生活に合った薬物選択を行うことができました。
もう1名は、ギッテルマン症候群に関する報告を行いました。ギッテルマン症候群は、遠位尿細管Na⁺-Cl⁻共輸送体をコードするSLC12A3遺伝子変異により生じる常染色体潜性遺伝の先天性疾患です。遺伝性疾患であることから、家族への遺伝カウンセリングなども行われます。臨床所見としてサイアザイド系利尿薬の副作用と同様に、低カリウム血症や低マグネシウム血症が認められるため、カリウム製剤やマグネシウム製剤による補充療法が行われます。本症例では、それぞれの検査値からカリウム/マグネシウム製剤の投与量を検討し、電解質異常の改善に努めました。
精神科病棟にて研修している学生は、治療抵抗性統合失調症に対して非定型抗精神病薬のクロザピンにて治療されている患者に関する報告を行いました。ルラシドンはSDA(Serotonin Dopamine Antagonist:セロトニン・ドパミン拮抗薬)に属する2020年に発売された比較的新しい抗精神病薬です。本症例では、クロザピンに併用する抗精神病薬としてルラシドンに切り替える際、CGI(Clinical Global Impressions:臨床全般印象度)やDIEPSS(Drug Induced Extrapyramidal Symptoms Scale:薬原性錐体外路症状評価尺度)などの評価尺度を用いて、有効性や副作用を客観的に評価しました。また、文献からの情報をもとに切り替え順を検討し、適切に医師へ提案していました。
本報告会を通して、検査値をふまえて投与量や薬剤選択をする必要性、処方提案にはガイドラインやアルゴリズムだけでなく、文献からの情報も活用する重要性を学ぶことができました。残り少ないアドバンス研修でも意識して取り組んでいきたいと思います。
(報告者:平野結奈)
【藤田医科大学病院】
内分泌・代謝・糖尿病内科病棟
「副腎皮質癌によるCushing症候群を発症した一例」
「Gitelman症候群」
精神科病棟
「クロザピン服用中の統合失調症患者に対してルラシドンの追加投与が有効であった一例」
2022年3月29日
- 2022年度 お花見:新年度・桜満開
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新型コロナウイルス感染症の影響で研究室での行事も少ない中、十分な感染対策を講じた上で、恒例の「2022年度 お花見」を鶴舞公園にて行いました。
今年は平年より気温が高かったため、桜の開花が早く、桜の見頃も長くなりました。
大勢の花見客で賑わいをみせた鶴舞公園の桜もあっという間に満開を迎え、多くの人が足を止めてカメラを構えていました。訪れた人たちは満開の桜を眺めたり、屋台の前で足を止めて「花より団子」を楽しんだりすることで、大満足のひと時を過ごせていたと思います。
春の陽ざしの中で、満開の桜にうっとり…といきたいところですが、学生同士の接触を避けながら笑顔あふれる記念となる1枚の写真撮影となりました。
今年度はコロナ禍でも交流できるような機会を設けながら、充実した研究室生活が送れるよう精進して参ります。
(報告者:小野舞子)
※撮影時のみマスクを外しています。
2022年3月20日
- 2021年度 卒業セミナー:今後の卒業生の活躍を願って。
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「2021年度 卒業セミナー」が、名城大学薬学部 新3号館303・304教室にて開催されました。
セミナー冒頭の吉見 陽助教の挨拶では、セミナー参加者へ本年度の当室の活動総括のことばで始まりました。ソーシャル・ディスタンスを保ちながら、グループワークとして行った病態解析学Ⅰダービーでは、カプセル剤つかみステークス、降圧薬の早口言葉ステークス、ピークフローステークスを通して、カプセル剤の種類や服用時の注意点について、降圧薬の受容体選択性の違いや分類される医薬品について、ピークフローや換気障害の分類について知識を深めることができました。今年度も新型コロナウイルス感染症拡大の影響で種々の研究室行事を行うことが困難でしたが、コロナ禍では身体的距離を保つように言われている今でこそ、精神的距離を近づけることが重要です。そこでイメージクイズや他己紹介クイズを行い、当室メンバーに関するイメージや印象についての課題を通して、もっと「お互いの距離」、すなわち「心の距離」を縮めることができたと思います。
グループワーク後は在籍学生一同から卒業生へ、卒業生からは在籍学生一同・教員へこれまでの感謝を込めて記念品が贈呈されました。博士課程を修了し、学位を取得された内田美月先輩へのOB・OG、そして在籍学生・教員からのビデオレターが上映されました。最後に野田幸裕教授から卒業生と在籍学生一同に激励の言葉が贈られました。
今後も卒業研究やアドバンスト臨床研修に全力で取り組んでいきたいと思います。最後に、卒業される皆様の更なるご活躍を心よりお祈り申し上げます。
(報告者:吉原みなみ)
※撮影時のみマスクを外しています。