活動報告

社会活動

くすりを通じて社会を知ることで社会に貢献できる医療人の育成を目指して、地域での「くすり教室」や「研修」活動を積極的に実施・参加しています。中でも、特定非営利活動法人医薬品適正使用推進機構(NPO J-DO)は、国民にくすりを安全に安心して使っていただくために薬剤師や国民に対する教育講演や学会を開催しています。その活動の一つとして、小学生にもくすりのことを知ってもらう講義や体験実験(くすり教室)を行っています。2014年度からは、薬物依存に関連する講義や体験実験も行っています。

2011年11月5日

ロナセン発売3周年記念講演会(大阪)

「ロナセン発売3周年記念講演会」が、ヒルトン大阪にて開催されました。

当部門から野田幸裕が基調講演を行いました。講演後にはフロアから多数の質問があり、抗精神病薬としてのブロナンセリンの非定型性についてモデル動物を用いて検証した研究に対して多くの精神科医が興味を示しました。

(報告者:野田幸裕)

【基調講演】
野田幸裕
「ブロナンセリンの最新知見-基礎研究の立場から-」

2011年10月30日

第5回精神科専門薬剤師セミナー(東京)

「第5回精神科専門薬剤師セミナー」が、日経ホールにて、「精神科急性期治療における精神科専門薬剤師の役割」をテーマに開催されました。

当部門からは、野田幸裕がランチョンセミナーの座長を務めました。その他、「精神科臨床薬学研究会による処方実態調査」、「維持期を見据えた合理的な精神科救急・急性期薬物治療」、「精神科急性期入院患者に対する服薬指導-急性期パス導入後のスタッフの変化」、「精神科急性期治療におけるSDMの実践」などの講演がありました。

(報告者:野田幸裕)

【ランチョンセミナー】
野田幸裕 座長
「統合失調症患者の多様なニーズに応えるために-剤形選択の重要性-」

2011年10月9日

スギ薬局グループ 「キレイ・健康応援フェスタ」

スギ薬局グループによる「キレイ・健康応援フェスタ」が、名古屋市中小企業振興会館吹上ホールにて、開催されました。

当部門からは、野田幸裕教授、研究員の毛利彰宏先生、学部5年の鵜飼麻由、荻野由里恵、櫛田真由、後藤 綾、山下加織及び4年の谷口将之、土屋翔子、永井智子がそのイベントにて行われた特定非営利活動法人医薬品適正使用推進機構(NPO J-DO)による「くすり教室」に、参加致しました。くすり教室の参加者に、分かりやすく、納得頂ける説明をすることの大切さを実感し、将来薬剤師として医薬品の適正使用を担う者にとって、大変貴重な経験を積むことが出来ました。111009 NPO

(報告者:鵜飼麻由)

2011年9月18日

Dopamine Serotonin Forum 2011 : DSフォーラム2011(神戸)

「Dopamine Serotonin Forum 2011 : DSフォーラム2011」が、神戸ポートピアホテルにて開催されました。

本フォーラムは、大日本住友製薬株式会社および吉富薬品株式会社の共催で開催され、当部門からは、野田幸裕教授が講演を行いました。臨床の現場に携わる参加者も多く、基礎のみでなく、基礎・臨床両方向からのアプローチでブロナンセリンを評価しており、新しい知見を得られる大変有意義な時間となりました。今後の研究活動に反映できるよう検討していきたいです。

(報告者:肥田裕丈)

【講演】
野田幸裕
分科会1:ドパミン関連セミナー
「第二世代抗精神病薬と認知機能:統合失調症モデル動物を用いたブロナンセリンの薬効の評価」

2011年8月2日

Inter-professional Education(IPE:多職種連携教育)実習(名大病院)

「Inter-professional Education(IPE:多職種連携教育)実習」が、名古屋大学医学部附属病院中央診療棟4階にて開催されました。

当部門からは、学部5年が医学生・薬学生・看護学生のグループワークにて、多職種の専門的視点からの議論と相互理解をもとに、SP(模擬患者)に対してアプローチをするという内容で、参加しました。他学部生が自分達とは異なる視点を持っていたことで医療人としての視野が広がり、また現代医療におけるチーム医療の重要性を認識することができ、大変良い機会となりました。

(報告者:荻野由里惠)

 

2011年7月30日

精神科薬物療法研究会講演会(愛媛)

「精神科薬物療法研究会講演会」が、愛媛県薬剤師会館にて開催されました。

当部門からは、野田幸裕が特別講演を行いました。多くの精神科領域の医療現場の関係者が参加しており、新たに臨床薬剤師業務を展開するためにも基礎・臨床研究を取り入れていく必要性について参加者との活発な質疑応答や意見交換が行われました。

(報告者:野田幸裕)

【特別講演】
野田幸裕
「臨床薬剤師業務の新たな展開と研究の推進-精神科薬剤師としての挑戦-」

2011年7月15日

くすり教室「名古屋市立中島小学校 名古屋」

名古屋市立中島小学校にて 「くすりの正しい飲み方:くすりと安全に安心して付き合う」 「くすり教室:実験講座」を開催しました。110715 NPO

2011年2月26日

三公立連携薬剤師生涯教育支援講座特別シンポジウム第5回育薬・創薬研究センター教育フォーラム(岐阜)

「三公立連携薬剤師生涯教育支援講座特別シンポジウム第5回育薬・創薬研究センター教育フォーラム」が、岐阜薬科大学にて、「薬剤師職能の新たな展開と、大学に求められる臨床教育」をテーマに開催されました。

当部門からは修士課程2年の小谷 悠が発表しました。多くの病院薬剤師、薬局薬剤師、薬学教員による活発な意見交換が行われました。職能の拡大が求められている薬剤師の新たな取り組みや6年制薬学教育の特色ある発展を目指した大学の取り組みを知る良い機会となりました。

(報告者:小谷 悠)

【口頭発表】
小谷 悠、野田幸裕
「医薬連携における臨床研究の実践:卒業研究に向けて」

2011年2月25日

くすり教室「春日井市立西藤山台小学校 愛知」

春日井市立西藤山台小学校にて 「くすりの正しい飲み方:くすりと安全に安心して付き合う」 「くすり教室」を開催しました。110225 NPO

2011年2月23日

平成22年度厚生労働科学研究費補助金(化学物質リスク総合研究事業)分担研究報告会

「平成22年度厚生労働科学研究費補助金(化学物質リスク総合研究事業)分担研究報告会」が、名城大学薬学部 新1号館6階中会議室にて開催されました。

本プロジェクトでは、化学物質の安全対策の観点から国民の保健衛生の向上に資する成果をあげるべく取り組んでおります。当部門からは、野田幸裕が3年間の研究実績を報告しました。その他にも化学物質と精神疾患あるいは精神機能障害のスクリーニング方法に関する研究の成果が基礎および臨床の両面から報告され、各発表において活発な質疑応答が行われました。化学物質の乱用や摂取による脳とこころの問題を総合的に考える良い機会となりました。

(報告者:野田幸裕)

野田幸裕
「神経発生・発達過程における化学物質・環境ストレス負荷による高次精神機能の変容」

2011年2月10日

くすり教室「江東区立東砂小学校 東京」

江東区立東砂小学校にて 「くすりの正しい飲み方:くすりと安全に安心して付き合う」 「くすり教室:実験講座」を開催しました。110210 NPO

2011年2月4日

平成22年度名城大学学術フロンティア推進事業研究成果報告会

「平成22年度名城大学学術フロンティア推進事業研究成果報告会」が、名城大学薬学部 6号館4階情報メディア教室にて開催されました。

当部門からは、野田幸裕教授が発達過程における社会的ストレス負荷が高次精神機能に与える影響について報告しました。その他にもストレス関連疾患に関する研究の成果が基礎および臨床の両面から報告され、各発表において活発な質疑応答が行われました。ストレス社会における脳とこころの問題を総合的に考える良い機会となりました。

(報告者:安藤 雄)

【口頭発表】
野田幸裕
「ストレスと精神障害の発症脆弱性に関る分子の探索」