活動報告
- 社会活動
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くすりを通じて社会を知ることで社会に貢献できる医療人の育成を目指して、地域での「くすり教室」や「研修」活動を積極的に実施・参加しています。中でも、特定非営利活動法人医薬品適正使用推進機構(NPO J-DO)は、国民にくすりを安全に安心して使っていただくために薬剤師や国民に対する教育講演や学会を開催しています。その活動の一つとして、小学生にもくすりのことを知ってもらう講義や体験実験(くすり教室)を行っています。2014年度からは、薬物依存に関連する講義や体験実験も行っています。
2020年6月4日
- 「令和2年度 Enjoy Learning プロジェクト」:募集中止となり申請叶わず
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当室では出前講義の一つとして、「くすり」や「薬物依存」について高齢者や小学生に知ってもらう「おくすり教室」を特定非営利活動法人医薬品適正使用推進機構(NPO J-DO)の協力の下に行っています。本学では、在学中の学生が課外において多様な経験をし、自主的な学びの活動を広げることを大学が支援する「Enjoy Learning プロジェクト(通称:Eプロ)」を実施しています。当室から「おくすり110番」として応募した活動が2018年度より2年連続で採択され、当室メンバーが主体となって活動してきました。今年度も既存の活動に加え、新規の活動を計画し、申請しましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、令和2年度の募集が中止となりました。
今年度の企画は「おくすり教室2020-自分の健康を守るセルフメディケーション-」として、以下を目的としました。病気の予防・治療にあたるセルフメディケーションの意義を広めること、地域の方々のセルフメディケーション実践の手助けをすること、新型コロナウイルス感染症に対する感染対策の一環として適切な手洗い・手指衛生の方法とその重要性を理解し、身につけてもらうことです。その目的達成のため、OTC医薬品を選択する際に薬剤師に相談すべきポイントを記載したチェックリストを用いた授業、身近な薬の成分についての授業、適切な手洗い・手指衛生についての動画を用いた授業などを計画していました。
新型コロナウイルス感染症が収束していない現在、例年のように出前講義を行うことは困難な状況です。地域の方々と触れ合い、地域医療への貢献に寄与できる貴重な機会であるため、現在活動できていないことが非常に残念です。この機に内容を見直し、薬学生の地域の方々への関わり方について考え、来年度につなげていきたいと思います。
(報告者:細井香七、北澤沙英、鎌田朋見)
2020年2月19日
- くすり教室「天白区役所 愛知」
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天白区役所にて「くすりと食品との相互作用、適正使用」「くすり教室:実験講座」の出前講義・E プロを開催しました。200219NPO
2020年1月27日
- くすり教室「名古屋市立栄小学校 愛知」
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名古屋市立栄小学校にて「くすりの正しい飲み方:くすりと安全に安心して付き合う」「くすり教室:実験講座」「薬物乱用・依存」 の出前授業・E プロを開催しました。200127NPO