活動報告
- 国際交流活動
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名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センターは、学術交流協定を結んでいる米国をはじめとする海外の大学の教員や臨床研修生を受け入れ、講義への参加、関連医療施設の見学、ディスカッションを通し、研究・教育の交流を行っています。名古屋大学医学部附属病院における研修では、名城大学薬学部 臨床薬学教育・研究推進センターサテライトセミナー室を拠点として、当部門のアドバンスト学生や配属学生と共に臨床研修を行います。また、アドバンスト学生は病棟・薬剤師外来や関連医局での活動を中心に、臨床研修・症例や研究内容を英語で紹介します。交流を深めるためにも、日米の薬学教育や文化についても議論します。
2007年10月4日
- 米国南カリフォルニア大学から研修生訪問
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米国南カリフォルニア大学(USC)薬学部4年のGarrett Ow君が、名大病院内に設置された名城大学薬学部 サテライトセミナー室病態解析学Ⅰにて、臨床研修を実施しました。
日本の薬学教育および薬剤師業務について学ぶために来室し、当部門の活動内容を紹介するとともに、修士課程3名が英語で病院実習中に経験した症例の報告を行いました。名城大学大学院薬学研究科がんプロフェッショナル養成プログラムの石川和宏先生に「再発性脳腫瘍に対する薬物治療(テモゾロミド、イリノテカン等)の効果」についてご教授頂きました。それぞれの発表に対して質問を受けることによって交流を深めました。以下に研修生のクラークシップレポートの抜粋を記載します。Garrett Ow君の報告書より抜粋
2007.10.4、名古屋大学医学部附属病院内に設置されている名城大学薬学部 サテライトセミナー室にて研修を行いました。はじめに野田先生より当部門の学生[修士課程学生9名(2年生6名、1年生3名)と卒論生4名(うち1名は病院薬学研究室の学生)]の紹介と当部門の活動内容について説明を受けました。その後、所属学生は自分の研究内容と臨床活動について説明しながら、実際にクリーンベンチでの実験をすることができました。外来受診する喘息患者、抗凝固療法を受けている患者、アルツハイマー病患者を対象とした薬剤師による教室についての説明を受けました。これらの教室では患者が安全に安心して薬物治療に参画できるように薬剤師がそれぞれの治療薬についての服薬意義を説明し、副作用のチェックをすることを目的としています。昼食後、修士課程1年の学生による英語での症例報告を聞きました。英語による症例報告は彼らにとってもよい英会話の練習の場となっていました。その後、がん治療でのがん化学療法の使用について石川先生より講義を受けました。
(報告者:岸 里奈)
2007年9月3日
- 米国カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)薬学部から研修生訪問
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米国カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)薬学部2年の徳山パトリック君が、名大病院内に設置された名城大学薬学部 サテライトセミナー室病態解析学Ⅰにて、臨床研修を実施しました。名古屋大学と連携している当部門において日本の薬学教育について学ぶために来室しました。当部門の活動内容を紹介するとともに、大学院生3名が英語で病院実習中に経験した症例の報告を行い、徳山君はUCSF薬学部に入学するために必要な資格やUCSF薬学部のカリキュラム等について紹介しました。相互の発表に対して質問をすることによって交流を深めました。
(報告者:脇由香里)