活動報告
- 研究活動
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基礎・臨床研究で得られた成果は、積極的に国内外の精神神経薬理学、神経科学および医療薬学関連の学会や研究会にて報告し、世界を見据えて広く社会に発信しています。また、招待講演やシンポジウムなどにおいても多数発表を行っています。
2026年3月16~18日
- 第99回日本薬理学会年会(宮城)
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「第99回日本薬理学会年会」が「薬理学白寿―先進性と深化の追求―」をテーマに東北大学川内キャンパスにて開催されました。本会は薬物の効果・副作用の評価のみならず、疾患の成因解明や治療法的の発見など新たな治療法の創出に貢献することを目的として開催されております。
当室からは博士課程2年の加納正暉が一般演題(ポスター)にて「Role of α7 nicotinic ACh receptor signaling in social behaviors in mice exposed to social defeat stress as juveniles」と題して発表を行いました。発表では大学・企業を問わず多くの先生方から多数の質問をいただきました。社会的敗北ストレスの負荷方法やα7ニコチン性アセチルコリン受容体作動薬とニコチンとの作用面での相違点など、実験方法から薬物治療の機序まで活発な議論を交わすことができました。
シンポジウムでは、社会的敗北ストレスにより社会性行動障害の発現のみならず排便回数の増加といった過敏性腸症候群様症状が発現し、社会的敗北ストレスによる中枢神経系以外への影響について知ることができました。この症状は、雌雄によって異なることから、性差で異なる神経系が関与している可能性があると学びました。
今回得られた知見は、今後の研究活動に活かし、益々精進していきたいと思います。
(報告者:加納正暉)
【一般演題(ポスター)】
加納正暉(3月17日)
「Role of α7 nicotinic ACh receptor signaling in social behaviors in mice exposed to social defeat stress as juveniles」
2026年3月15日(日)
- 第35回神経行動薬理若手研究者の集い(宮城)
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「第35回神経行動薬理若手研究者の集い」が「飛べ」をテーマとして、東北医科薬科大学・小松島キャンパスにて開催されました。本会は若手研究者の育成を目的に、神経行動薬理学を志す若手研究者が一堂に会し、自由闊達な議論と交流を通じて各々の専門性を磨くための議論の場として提供されています。
当室からは博士課程2年の加納正暉が一般演題にて「幼若期社会的敗北ストレス負荷マウスにおける社会性行動にα7ニコチン性アセチルコリン受容体シグナル伝達が及ぼす影響」と題して口頭発表を行いました。発表後には幼若期と成体期では社会的敗北ストレスに対する抗うつ薬の反応性の違いについてなどの質問があり、活発に議論が行われました。
AIを駆使した行動学的解析についての発表では、マウスのひっかき行動の回数や痛みを知覚した際の表情をAIが解析することで観測者のバイアスを抑え、客観的でより詳細に行動解析が可能になると学びました。
本会を通して既存の実験手法にAIなどの最新の技術を応用することで、客観的な解析が困難であった行動も解析可能となり、行動薬理学の更なる深化についての知見を広めることができました。本会で得た学びを今後の自身の研究活動に活かしていきたいと思います。
(報告者:加納正暉)
【一般口頭演題】
加納正暉(3月15日)
「幼若期社会的敗北ストレス負荷マウスにおける社会性行動にα7ニコチン性アセチルコリン受容体シグナル伝達が及ぼす影響」
2026年1月22日
- 日本社会薬学会東海支部・第27回講演会(名古屋)
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「日本社会薬学会東海支部・第27回講演会」が名城大学八事キャンパス薬学部にて開催されました。薬学生を対象として、名城大学名誉教授 飯田耕太郎先生が座長を務め、「知っておきたい認知症の基本:病態生理から治療・地域連携~自分らしく前向きに生きるために~」と題して、野田幸裕が講演しました。認知症の病態生理と薬物療法について歴史的背景から最新の知見に至るまでの解説と、本学部の地域における認知症患者との取り組みについて紹介しました。現在日本で承認されている認知症治療薬は、新薬のドナネマブやレカネマブを含めると6種です。これらの薬は、認知症の症状進行を緩やかにする効能がありますが、完全に止めることはできません。認知症患者の社会参加は症状の軽減をもたらすばかりでなく、認知機能の維持を目指すことが可能です。その一環として多くの地域で認知症カフェが開催され、本学部の学生が地域ボランティア活動として参加しています。薬学生がその重要性を認識して、地域医療に貢献できるようになればと思います。
(報告者:野田幸裕)【招待講演】
野田幸裕(1月22日)招待演者
「知っておきたい認知症の基本:病態生理から治療・地域連携~自分らしく前向きに生きるために~」











