活動報告
- 社会活動
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くすりを通じて社会を知ることで社会に貢献できる医療人の育成を目指して、地域での「くすり教室」や「研修」活動を積極的に実施・参加しています。中でも、特定非営利活動法人医薬品適正使用推進機構(NPO J-DO)は、国民にくすりを安全に安心して使っていただくために薬剤師や国民に対する教育講演や学会を開催しています。その活動の一つとして、小学生にもくすりのことを知ってもらう講義や体験実験(くすり教室)を行っています。2014年度からは、薬物依存に関連する講義や体験実験も行っています。
2010年1月22日
- 平成21年度厚生労働科学研究費補助金(化学物質リスク総合研究事業)分担研究報告会(名古屋)
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「平成21年度厚生労働科学研究費補助金(化学物質リスク総合研究事業)分担研究報告会」が、名城大学薬学部にて「化学物質による神経伝達物質受容体を介した精神毒性発現機序の解明および行動評価方法の開発に関する研究」をテーマに開催されました。
当部門からは野田幸裕教授が平成20年度に引き続き平成21年度の研究成果を報告されました。その他にも化学物質が脳機能に与える影響についての研究成果が報告され、各発表に対して活発な質疑応答が行われました。
(報告者:安藤 雄)
野田幸裕
「神経発生・発達過程における化学物質・環境ストレス負荷による高次精神機能の変容」
2009年12月4日
- 第42回精神神経系薬物治療研究報告会(大阪)
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第42回精神神経系薬物治療研究報告会」が、千里ライフサイエンスセンターにて開催されました。
当部門からは、修士課程2年の山田真之亮が研究成果報告を行いました。当会は、2008年度精神薬療研究助成事業によって研究助成を受けた研究の成果報告会であり、合計34件の研究報告が行われました。どの研究もとても興味深い内容で、他の研究者との交友を深めることもでき、大変有意義な1日でした。
(報告者:山田真之亮)
【口頭発表】
山田真之亮
「プロテオーム解析法を用いた統合失調症発症脆弱性因子の同定」
2009年11月7日
- くすり教室「刈谷市立亀城小学校 愛知」
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刈谷市立亀城小学校にて 「くすりの正しい飲み方:くすりと安全に安心して付き合う」 「くすり教室」を開催しました。091107 NPO
2009年10月31日
- くすり教室「春日井市立坂下小学校 愛知」
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春日井市立坂下小学校にて 「くすりの正しい飲み方:くすりと安全に安心して付き合う」 「くすり教室」を開催しました。091031 NPO
2009年9月24日
- くすり教室「那覇市立久茂地小学校 沖縄」
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那覇市立久茂地小学校にて 「くすりの正しい飲み方:くすりと安全に安心して付き合う」 「くすり教室」を開催しました。090924 NPO
2009年9月19日
- くすり教室「名城Day 名城大学天白キャンパス 名古屋」
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名城大学天白キャンパスにて 「くすりの正しい飲み方:くすりと安全に安心して付き合う」 「実験講座」を開催しました。090919 NPO
2009年3月7日
- Dopamine Serotonin Forum 2009:DSフォーラム2009(東京)
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「Dopamine Serotonin Forum 2009:DSフォーラム2009」が、東京都千代田区のグランドプリンスホテル赤坂「五色」にて開催されました。
本フォーラムでは、ドパミン関連セミナー、セロトニン関連セミナーおよびコメディカル対象セミナーの3つの分科会と二つの特別講演が開催され、当部門からは、野田幸裕教授がドパミン関連セミナーにおいて基調講演を行われました。各講演においては、活発な質疑応答が行われていました。統合失調症や気分障害などの精神疾患に対する治療薬として、ドパミンやセロトニンをターゲットとした様々な薬物が上市されていますが、未だ治療不十分な例もあるのが現状です。新規治療薬の開発や既存薬物による、より合理的な薬物療法の実施など、今後の精神疾患に対する薬物療法の発展に期待していきたいです。
(報告者:脇由香里)
【基調講演】
野田幸裕(3月7日)
「ドパミンと精神疾患」
2009年3月2日
- 名城大学学術フロンティア推進事業第1回若手研究者シンポジウム
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「名城大学学術フロンティア推進事業第1回若手研究者シンポジウム」が、名城大学薬学部 情報メディア教室にて「人間社会で感じるストレスと解決への手立て」をテーマに開催されました。
本シンポジウムは、若手研究者の育成および交流の場として開催され、当部門からは、修士課程2年の脇由香里が口頭発表を行いました。その他にも若手を中心とした一般口演およびシンポジウムが行われ、各発表に対して活発な質疑応答が行われました。今後もこのような若手研究者の会およびストレスに関連する活発な研究が実施されることが、ストレス関連疾患の病態解明および治療薬開発につながるものと期待されています。
(報告者:脇由香里)
【口頭発表】
脇由香里、吉見 陽、山田真之亮、安藤 雄、野田幸裕
「マウスの発達過程における慢性社会敗北ストレス負荷による社会性行動への影響」
2009年1月9日~10日
- 平成20年度名城大学学術フロンティア推進事業研究成果報告会・第13回神経科学領域における分子モニタリングシンポジウム
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「平成20年度名城大学学術フロンティア推進事業研究成果報告会・第13回神経科学領域における分子モニタリングシンポジウム」が、名城大学薬学部 にて、「ストレスにより変化する生体内分子のモニタリング」をテーマに合同開催されました。
シンポジウムにおける講演においては、各講演に対し活発な質疑応答が行われ、ストレス関連疾患に対する関心の高さを実感するものでした。研究報告会においては、当部門からは野田幸裕教授が研究成果の発表を行いました。その他にもストレス関連疾患に関する研究の成果が基礎および臨床の両面から報告され、各発表において活発な質疑応答が行われました。多くの人々が様々なストレスによって不安・恐怖・葛藤・失望などの心理的問題を抱えている現代社会において、基礎と臨床が相互に連携した研究によるストレス関連疾患の発症機序の解明および新規治療薬の開発が望まれています。
(報告者:脇由香里)
【口頭発表】
野田幸裕(1月10日)
「ストレスと精神疾患の発症脆弱性に関る分子の探索-発達過程における慢性社会敗北ストレス負荷による高次機能への影響-」
2008年12月20日
- 第三回育薬・創薬研究センター教育フォーラム(岐阜)
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「第三回育薬・創薬研究センター教育フォーラム」が、岐阜メモリアルセンター第1会議室にて、「病・薬・学連携による薬学教育・研究の新たな方向」をテーマに開催されました。
本フォーラムにおいて当部門の野田幸裕教授、修士課程2年の岸 里奈が演者を務めました。多くの病院薬剤師、薬局薬剤師、薬学教員による活発な質疑応答が行われ、薬学部6年制教育の特色ある発展を目指した大学の取り組みを知るよい機会となりました。
(報告者:岸 里奈)
【フォーラム】
野田幸裕
「臨床医学の素養を有する実践型薬剤師の養成を目指して:医薬連携による臨床医学教育と研究の構築」
岸 里奈
「薬剤師による外来喘息教室の関与」
2008年11月1日
- くすり教室「春日井市立出川小学校 愛知」
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春日井市立出川小学校にて 「くすりの正しい飲み方:くすりと安全に安心して付き合う」 「くすりの教室」を開催しました。0801101 NPO
2008年9月24日
- 学術フロンティア推進事業 International Symposium on Brain Development and Neuropsychiatric Disorders
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「学術フロンティア推進事業 International Symposium on Brain Development and Neuropsychiatric Disorders」が、名城大学薬学部にて開催されました。
当部門の野田幸裕教授がシンポジストとして、修士課程2年、修士課程1年および学部4年の卒論生はポスター発表を英語にて行いました。ポスター発表ではそれぞれが現在の実験経過をまとめたポスターを作成して実験内容を発表し、質疑応答においても的確に答えていました。
(報告者:水谷加代子)
【シンポジウム】
野田幸裕/シンポジスト
「MOLECULAR MECHANISM OF COGNITIVE DEFICITS IN SCHIZOPHRENIC ANIMAL MODELS AND EFFICACY OF ANTIPSYCHOTICS」
【ポスター発表】
安藤 雄
「THE AMELIORATING EFFECT OF GALANTAMINE ON COGNITIVE IMPAIRMENT THROUGH NICOTIN-DOPAMINE- ERK1/2 SYSTEMS IN MICE TREATED WITH METHAMPHETAMINE REPEATEDLY」
永野友美
「GENETIC POLYMORPHISM IN NEUROKININ 1 (NK-1) RECEPTORS AS PREDICTORS OF THE EFFICACY OF ANTIEMETIC TREATMENT IN CANCER PATIENTS」
加藤真梨奈
「REAL TIME RT-PCR APPROACH FOR PHARMACODYNAMIC MONITORING OF IMMUNOSUPPRESSIVE DRUGS」
岸 里奈
「INVOLVEMENT OF SAUROPUS ANDROGYNUS IN DEVELOPMENT OF BRONCHIOLITIS OBLITERANS: INENTIFICATION OF EXTRACTED CANDIDATES FROM SAUROPUS ANDROGYNUS」
吉村智子
「ESTABLISHMENT OF THE DRUG-EVALUATION SYSTEM USING ADIPOSE DERIVED STEM CELLS」
玉地亜衣
「HIGH-PERFORMANCE LIQID CHROMATOGRAPHIC OF DETMINATION OF FLUVOXAMINE IN HUMAN PLASMA」
山田真之亮
「NO ASSOCIATION BETWEEN THE PROTEIN TYROSINE PHOSPHATASE, RECEPTOR-TYPE, Z POLYPEPTIDE 1 (PTPRZ1) GENE AND SCHIZOPHRENIA IN THE JAPANESE POPULATION」
小谷 悠
「INFLUENCE OF LEUKOTRIENE PATHWAY POLYMORPHISMS ON CLINICAL RESPONSES TO MONTELUKAST IN JAPANESE ASTHMA」
小路恵子
「GENETIC POLYMORPHISM IN 5-HYDROXYTRYPTAMINE TYPE 3 (5-HT3) RECEPTOR AS PREDICTORS OF THE EFFICACY OF ANTIEMETIC TREATMENT IN CANCER PATIENTS」
新美友世
「THE CORRELATION AMONG PERITONEAL FIBROSIS, FUNCTION AND CYTOKINE」
水谷加代子
「INTER-INDIVIDUAL VARIATION IN PHARMACODYNAMIC PROFILES OF ANTI-METABOLITES」
水野智博
「THE ROLE OF MEMBRANE COMPLEMENT REGULATORS IN THE PERITONEAL CAVITY INFLAMMATION」
脇由香里
「THE ROLES OF GLUTAMATE TRANSPORTER, GLAST IN LEARNING AND MEMORY」
2008年9月8日
- くすり教室「名古屋市立滝川小学校 名古屋」
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名古屋市立滝川小学校にて 「くすりの正しい飲み方:くすりと安全に安心して付き合う」 「くすりの教室」を開催しました。080908 NPO
2008年6月21~22日
- 第93回日本呼吸器学会・東海地方学会(名古屋)
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「第93回日本呼吸器学会・東海地方学会」が、名古屋市中小企業振興会館(吹上ホ-ル)にて、「アドヒアランスを考慮した吸入療法の確立を目指して-患者・薬剤師・医師のパートナーシップの重要性-」のテーマで開催されました。
当部門からは、野田幸裕教授がランチョンセミナーの講演をしました。本学会ではあいにくの悪天候にも関わらず、多くの参加者が集い、活発な質疑応答が行われました。医師・薬剤師が患者のアドヒアランス向上に向けて協力することの重要性を改めて実感するよい機会となりました。
(報告者:岸 里奈、脇由香里)
【ランチョンセミナー】
野田幸裕(6月22日)
「医薬薬の連携の現状と展望:薬剤師養成の改革」
2008年6月14日
- くすり教室「春日井市立丸田小学校 愛知」
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春日井市立丸田小学校にて 「くすりの正しい飲み方:くすりと安全に安心して付き合う」 「くすりの教室」を開催しました。080614 NPO
2008年6月7日
- 平成19年度愛知腎臓財団助成研究発表会(名古屋)
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「平成19年度愛知腎臓財団助成研究発表会」が、開催されました。
これは昨年度財団法人愛知腎臓財団より研究費助成を受け、助成により行われた1年間の研究成果を報告するという会であり、腎疾患・血液浄化・腎移植に関する研究を行う県内の各施設の研究者が集りました。当部門研究員の加藤博史が研究成果を報告しました。
【研究成果報告】
加藤博史
「腹膜線維症モデルラットに対するカルペリチドの予防効果の検討」
2008年4月12日
- 星薬科大学 平成20年度早期体験学習(東京)
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「星薬科大学 平成20年度早期体験学習」が、星薬科大学にて開催されました。
本体験学習の講演・パネリストとして当部門の野田幸裕が参加しました。本講演会では、星薬科大学の学部1年生から活発な質疑応答が行われ、緩和医療・薬剤師の職務の関心の高さを実感する会となりました。
(報告者:野田幸裕)
【一般講演】
野田幸裕 講演・パネリスト
「緩和医療における薬剤師の現状と役割」
2008年2月9日
- くすり教室「名古屋市立平和が丘小学校 名古屋」
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名古屋市立平和が丘小学校にて 「くすりの正しい飲み方:くすりと安全に安心して付き合う」 「くすりの教室」を開催しました。080209 NPO
2008年2月7日
- 第5回愛知病態脳研究会(名古屋)
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第5回愛知病態脳研究会が八事のサーウィンストンホテルにて開催されました。
当部門からは、研究員の吉見 陽が研究の進捗状況を報告しました。その他、全ゲノム関連解析や遺伝子発現解析の進捗状況の報告がありました。特別講演では、東京女子医大大学院先端生命医科学系専攻遺伝子医学分野の鎌谷直之教授が生物情報学(bioinformatics)の重要性について遺伝統計学的な観点からの考察を踏まえて発表されました。今後、分子生物学から生物情報学への移行が予測される中で、一つの分野に特化することなく多岐にわたる幅広い技術や知識の融合が、これからの生命科学の発展に重要となると思われます。
(報告者:吉見 陽)【進捗状況報告】
吉見 陽(2月7日)
「プロテオーム解析進捗状況」
2008年1月30日
- 学術フロンティア推進事業 第1回研究成果報告会
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「学術フロンティア推進事業 第1回研究成果報告会」が、名城大学薬学部にて、「脳とこころの発達における神経科学的・心理学的アプローチ」をテーマとして開催されました。
本報告会では、当部門の野田幸裕教授が研究成果の発表をされました。その他にもストレスが関与する疾患の研究成果が基礎・臨床の両面から報告され、各発表において活発な質疑応答が行われました。今後も基礎と臨床が相互に連携した研究により、ストレスが関与すると考えられる疾患の病態解明と治療薬の開発が期待されます。
(報告者:脇由香里)」
【研究成果発表】
野田幸裕
「ストレスと精神障害の発症脆弱性に関る分子の探索」