活動報告

研究活動

基礎・臨床研究で得られた成果は、積極的に国内外の精神神経薬理学、神経科学および医療薬学関連の学会や研究会にて報告し、世界を見据えて広く社会に発信しています。また、招待講演やシンポジウムなどにおいても多数発表を行っています。

2016年3月26~29日

日本薬学会第136年会(横浜)

「日本薬学会第136年会」が、パシフィコ横浜にて、「次世代の薬学への羅針盤~新しい薬学への出帆~」をテーマに、開催されました。

当部門からは、博士課程4年の肥田裕丈と学部5年の松岡史華がポスター発表を行いました。ポスター発表では、学部生・大学教員、病院薬剤師など多岐に渡る方々に、実臨床におけるトラマドール使用上の問題点や副作用に対する予防薬の投与など、貴重なご意見やご指導を頂くことができました。本年会では、基礎研究から臨床研究まで幅広い分野においての発表やシンポジウムがありました。その中でも、「新規がん免疫治療薬抗PD-1 抗体ニボルマブの研究開発」と題した創薬科学賞受賞講演は、アドバンストコース臨床研修にて実際に関わった薬剤であり、基礎と臨床との繋がりを感じた非常に興味深い内容でした。本年会の参加は、自身の今後の研究活動や大学生活において大変良い刺激となりました。

(報告者:松岡史華)

【ポスター発表】
肥田裕丈(3月27日)
「PF 療法による嘔吐発現程度と体内水分のIN・OUT バランス量との関連性」
松岡史華(3月27日)
「がん疼痛患者におけるトラマドールの使用実態調査とその有用性の検討」

2016年3月9~11日

第89回日本薬理学会年会(横浜)

「第89回日本薬理学会年会」が、パシフィコ横浜にて「Voyage beyond the Horizon」をテーマに開催されました。

当部門からは、博士課程1年の長谷川章と学部5年の伊藤貴博がそれぞれ一般演題にてポスター発表を行いました。発表時には、臨床知見とモデル動物としての妥当性と、グルタミン酸トランスポーターの機能不全による脳内細胞への影響、慢性あるいは高用量の薬物を投与した場合の行動評価などについて、多数の研究者から質問を頂きました。目的タンパク質の神経化学的検出方法についての助言などもあり、多数の意見を頂くこともできました。本年会において中枢神経系に関するセミナーやシンポジウムに参加し、今後の研究活動の私見を深めることができ、大変有意義な機会となりました。

(報告者:伊藤貴博)

 

 

【ポスター発表】
長谷川章(3月8日)
「脳発達過程におけるGLASTの機能異常が及ぼす脳神経系への形態的影響」
伊藤貴博(3月8日)
「ストレス負荷マウスの抑うつ様行動におけるセロトニントランスポーター機能調節機構」

2016年3月8日

第25回神経行動薬理若手研究者の集い(さいたま)

「第25回神経行動薬理若手研究者の集い」が、ソニックシティホールにて「健康寿命の延伸に向けた新戦略-神経行動薬理学からのアプローチ-」をテーマに開催されました。

当部門からは、学部5年の伊藤貴博が一般演題にて口頭発表を行いました。発表後には、セロトニン作動性神経伝達の評価法や、他のトランスポーターの機能的動向などについて、多数の研究者から質問や、アドバイスを頂き、本研究における新たな課題を見出すことができました。神経行動薬理の分野で活躍する同世代の研究者の研究成果を拝聴・討論したことで、今後の研究活動に対するモチベーションを高めることができた大変有意義な機会となりました。なお、本口頭発表にて、伊藤貴博が「優秀発表賞」を受賞しました。

(報告者:伊藤貴博)

【口頭発表】
伊藤貴博(3月8日)
「ストレス負荷マウスに認められるうつ様行動におけるセロトニントランスポーター代謝制御の調節分子の関与」

2015年11月21~23日

第25回日本医療薬学会年会(横浜)

「第25回日本医療薬学会年会」が、パシフィコ横浜にて、「医療薬学の進歩と未来-次の四半世紀に向けて-」をテーマに、開催されました。

当部門からは野田幸裕教授がシンポジウム10のオーガナイザー/座長とシンポジストおよび一般演題の座長を、博士課程4年の肥田裕丈がシンポジウム3のシンポジストを務めました。博士課程4年の椿井 朋と2年の後藤 綾が一般演題のポスター発表を行いました。多職種連携教育(IPE)に関するポスター発表では、薬学生が習得すべきチーム医療や卒業後のIPEの実用性について、実務実習生や薬剤師の教育に携わる臨床現場最前線の先生方から貴重なご意見を頂くことができ、新たな知見を見出すことができました。本年会より会期が3日間へと延長され、医療薬学の課題と展望についてより活発な議論がなされており、薬剤師としての研究資質の向上に繋がる大変有意義な学会でした。

(報告者:後藤 綾)

【シンポジウム】
野田幸裕(11月21日)オーガナイザー/座長/シンポジスト
シンポジウム10:新しい薬学教育モデル・カリキュラムにおける実務実習
「新しい薬学教育モデル・カリキュラムにおける実務実習:趣旨説明」
肥田裕丈(11月21日)シンポジスト
シンポジウム3:研究成果を科学論文として発表するためのknow-how -倫理審査・利益相反から医療薬学・JPHCSへの投稿まで- 
「初めての論文投稿に向けた取り組み」
【一般演題】
野田幸裕(11月23日)座長
一般演題57:薬学教育(実務実習)
【ポスター発表】
後藤 綾(11月21日)
「チーム医療の実践に向けた多職種連携教育(Interprofessional Education; IPE)の有用性」
椿井 朋(11月22日)
「病院実務実習における糖尿病療養指導に関する知識習得効果について」

2015年10月29~30日

第25回日本臨床精神神経薬理学会(東京)

「第25回日本臨床精神神経薬理学会」が、京王プラザホテルにて、「精神科薬物治療の最適化」をテーマに、開催されました。

当部門からは野田幸裕教授が、シンポジウム9の座長を務められ、一般演題では博士課程2年の後藤 綾がポスター発表を行いました。発表時には、クロザピンによる顆粒球様細胞減少作用の特異性や他剤との比較、臨床への応用など、多くの先生方からご質問・ご意見を頂くことができ、私見を深めることができました。また、難治性精神疾患の薬物治療に関する薬理遺伝学的解析とその症例報告、慢性疼痛のメカニズムと精神疾患の関連など多岐にわたる貴重な講演を拝聴し、基礎から臨床まで絶え間ない研究が「精神科薬物理療の最適化」のために重要であることを改めて感じる有意義な機会となりました。

(報告者:後藤 綾)

【シンポジウム】
野田幸裕 座長
シンポジウム9:「精神科薬物治療をめぐる精神科医と薬剤師のコミュニケーションギャップ」
【口頭発表】
後藤 綾
「HL60細胞を用いたクロザピンによる顆粒球様細胞の減少作用におけるヒスタミンH4受容体の関与」

2015年10月11~13日

平成27年度アルコール・薬物依存関連学会合同学術総会:第50回日本アルコール・薬物医学会、第37回日本アルコール関連問題学会、第27回日本依存神経精神科学会

平成27年度アルコール・薬物依存関連学会合同学術総会:第50回日本アルコール・薬物医学会、第37回日本アルコール関連問題学会、第27回日本依存神経精神科学会が、神戸国際会議場にて「温故知新~アルコール・薬物研究 50年の歩みと未来への展望~」をテーマに、開催されました。

この3学会は日本のアルコール・薬物依存関連問題の中心となる学会であり、本合同学術総会においても基礎医学、臨床医学、心理学、精神保健、リハビリテーション、地域や自助グループの支援者など多くの領域の専門家が一同に会して、活発な討議が行われました。アルコール・薬物依存関連研究の全般を網羅する教育講演やシンポジウム、社会問題になっている危険ドラッグに関する企画が複数ありました。当部門からは、野田幸裕が一般演題の口演発表の座長と演者を務めました。モデル動物を用いた研究の臨床的意義についての質問を受け、現在の課題を深めることができ、大変有意義でした。今後の研究活動に活かしていきたいです。

なお、日本依存神経精神科学会は日本アルコール・薬物医学会と統合し、来年度は第51回日本アルコール・アディクション医学会学術総会として、東京にて開催されます。

(報告者:野田幸裕)

【一般演題】
野田幸裕 座長
セッション1:依存の分子神経生物学
【口演発表】
野田幸裕(10月12日)
「統合失調症様モデル動物における精神行動障害に対するニコチンの緩解作用と依存との関連性」

2015年9月24~26日

第45回 日本神経精神薬理学会・第37回日本生物学的精神医学会合同年会(東京)

「第45回 日本神経精神薬理学会・第37回 日本生物学的精神医学会合同年会」が、タワーホール船堀にて、「精神・神経疾患におけるトランスレーショナルリサーチの実践と展開」をテーマに、開催されました。

当部門からは博士課程1年の長谷川章がポスター発表を行い、発表時には幼若期におけるストレス負荷の日数による障害の相違についてなど、多数の質問・意見を頂くことができ、現在の研究活動の進捗について私見を深めることができました。また、野田幸裕教授が、精神科専門薬剤師精神医学セミナーにおいて、司会とともに、口頭発表を行いました。基礎と臨床のそれぞれの立場において精神・神経疾患研究に携わっている専門家が一同に会した本合同年会では、お互いに活発な研究発表と議論が多数あり、研究活動や医療現場に還元できる多くの成果を得ることができました。特に、統合失調症のガイドラインの概要やその作成の根拠となった引用文献の解説などがあり、臨床活動における知見も深めることができました。今後の精神疾患における基礎研究と臨床活動に活かしていきたいと思います。

(報告者:長谷川章)

【ポスター発表】
長谷川章(9月24日)
「幼若期社会的敗北ストレス負荷による社会性行動障害におけるNMDA受容体の関与」
【セミナー】
野田幸裕(9月26日)司会/演者
精神科専門薬剤師精神医学セミナー:精神科薬物療法における薬剤師の処方設計
「向精神薬の適正化:アドヒアランス向上、多剤併用の解消」

2015年7月18~19日

第37回日本中毒学会総会・学術集会(和歌山)

「第37回日本中毒学会総会・学術集会」が、和歌山県民文化会館にて、「今まさに正しい中毒医療が求められている!-紀の国からの発信-」をテーマに、開催されました。

本中毒学会総会・学術集会では、救急医のみならず、DIの提供を行う薬剤師、分析を行う臨床検査技師、精神科医、基礎医学者、法医学者、薬学研究者、警察医など多くの専門家が一同に会して活発に討論します。当部門からは野田幸裕が、シンポジウムⅠの座長を新潟市民病院の広瀬保夫先生と務めました。各シンポジストからは、危険ドラッグの現状、測定方法の開発、血液濃度と臨床像、臨床経過と剖検例などについて報告してもらい、総合討論にて、今後の規制強化と対処法や治療について終始活発な質疑応答・意見交換が行われ、大変盛況でした。また、教育講演4の講演を行いました。近年、危険ドラッグによる中毒・依存が多発しています。これは中毒等の起因化合物が毎年数多く合成され、乱用されているためです。それに伴い、病態や治療、処置、化合物を同定する分析法なども十分に確立していません。益々注目される分野であると考えられますので、今後の薬学教育、社会活動や研究活動に活かしていきたいです。

(報告者:野田幸裕)

【シンポジウム】
野田幸裕(7月18日)座長
シンポジウムⅠ「危険ドラッグ-その現況と対策-」
【教育講演】
野田幸裕(7月19日)
教育講演4「危険ドラッグ:依存・中毒症状の発現機序」

2015年7月4~5日

第23回クリニカルファーマシーシンポジウム/医療薬学フォーラム2015(名古屋)

「第23回クリニカルファーマシーシンポジウム 医療薬学フォーラム2015」が、名古屋国際会議場にて、「創薬と育薬に貢献する医療薬学」をテーマに、開催されました。

当部門からは野田幸裕教授が、シンポジウム4のオーガナイザーと総合討論のコメンテーターを務められ、一般演題では学部6 年の大口裕美がポスター発表を行いました。発表時には、症状や肺機能に対する吸入デバイスの影響や吸入指導時の特に注意する点など、多数の質問・意見を頂くことができ、大変盛況でした。本フォーラムでは多数の医療薬学に関する発表が行われ、現在の研究活動について私見を深めることができただけでなく、今後の臨床現場に応用可能な知識を得る有意義な機会となりました。

(報告者:大口裕美)

【シンポジウム】
野田幸裕(7月4日)オーガナイザー/総合討論のコメンテーター
シンポジウム4:「今後の不眠を考える ―ベンゾジアゼピン系薬剤の功罪―」
【ポスター発表】
大口裕美(7月5日)
「慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者における症状と吸入操作との関連性」

2015年7月4日

第61回日本薬学会東海支部総会・大会(名古屋)

「第61回日本薬学会東海支部総会・大会」が名古屋市立大学大学院薬学研究科(田辺通キャンパス)にて開催されました。

当部門からは、博士課程2年の後藤 綾先輩、1年の長谷川章先輩、学部6年の三宅裕里子が口頭発表を行いました。発表時には、幼若期と成体期での障害脆弱性の相異について質問・意見を頂くことができ、現在の研究活動の進捗について私見を深めることができました。精神疾患に関する研究活動の進捗についての私見ばかりでなく、在宅医療において患者ニーズに対応した薬剤師業務を実践するための課題についてなど医療薬学での知見も深めることができ、大変有意義な機会となりました。今後の基礎研究と臨床に活かしていきたいと思います。本口頭発表にて、長谷川章先輩が学生優秀発表賞を受賞しました。

(報告者:三宅裕里子)

【口頭発表】
後藤 綾
「クロザピンによる無顆粒球症発症の機序:ヒスタミンH4受容体との関連」
長谷川章
「脳発達過程におけるGLASTの機能異常が高次機能に及ぼす影響」
三宅裕里子
「幼若期社会的敗北ストレス負荷による社会性行動におけるモノアミン作動性神経の関与と抗うつ薬の反応性」

2015年6月20日

第12回DS-Conference in Sapporo(札幌)

「第12回DS-Conference in Sapporo」が、札幌グランドホテルにて開催されました。

DS-Conferenceでは、精神科領域におけるドパミンやセロトニンに関する症例、トピックや治療薬について、札幌近辺にて活躍している精神科医が一同に会して活発に討論します。当部門からは、野田幸裕が「特別講演」として講演しました。30名以上の参加者があり、終始活発な質疑応答・意見交換が行われ、大変盛況でした。症例報告では、抗精神病薬の変薬により、月経が再来した症例、および母子への心理教育への介入方法など、精神科領域での治療方法を深めることができ、大変有意義でした。今後の薬学教育や研究活動に活かしていきたいです。

(報告者:野田幸裕)

 

 

【特別講演】
野田幸裕
「前頭前皮質ドパミンD3受容体を介する認知機能の調節:統合失調症様モデル動物を用いた検討」

2015年3月26~28日

日本薬学会第135年会(神戸)

「日本薬学会第135年会」が、神戸学院大学、兵庫医療大学、神戸サンボーホールならびにデザイン・クリエイティブセンター神戸にて、「薬学が拓く、健康と未来」をテーマに、開催されました。

当部門からは野田幸裕教授、毛利彰宏助教、博士課程3年の椿井 朋先生、博士課程1年の後藤 綾先輩、学部5年の山本文哉がポスター発表を行い、博士課程3年の肥田裕丈先輩が大学院生シンポジウムGS03にてシンポジストを務めました。ポスター発表時には、薬剤の臨床への応用や現在未検討の分子やその検討方法について多数の質問や意見、指導を頂くことができ、一時間半の発表時間が非常に短く感じました。本年会では基礎研究から臨床研究まで幅広い分野の研究内容が発表されており、私見を深めることができるとともに、薬剤師としての研究資質の向上に繋がる大変有意義な機会となりました。

(報告者:山本文哉)

 

【ポスター発表】
野田幸裕(3月26日)
「医薬連携を活かしたチーム医療教育:多職連携教育の実践」
椿井 朋(3月26日)
「3T3-L1細胞(前駆脂肪細胞)を用いたクロザピンによるレプチン分泌抑制機序」
後藤 綾(3月26日)
「日本人を対象としたがん化学療法に伴う悪心・嘔吐に関連する遺伝子多型の解析」
毛利彰宏(3月28日)
「末梢血中におけるセロトニントランスポーターのユビキチン化による代謝調節と気質・性格との関連」
山本文哉(3月28日)
「ストレス負荷によって惹起されるうつ様行動におけるセロトニントランスポーターのリン酸化制御の関与」
【シンポジウム】
肥田裕丈(3月27日)シンポジスト
大学院生シンポジウムGS03:臨床を反映した動物モデルを用いた病態解明の最前線
「周産期環境要因暴露による精神疾患モデル動物の確立と評価」

2015年3月18~20日

第88回日本薬理学会年会(名古屋)

「第88回日本薬理学会年会」が、名古屋国際会議場にて、「医薬科学立国への革新」をテーマに、開催されました。

当部門からは、毛利彰宏助教がシンポジウム13において、シンポジストを務めました。博士課程3年の肥田裕丈先輩は口頭発表、そして博士課程1年の後藤 綾先輩、学部6年の森健太郎および長谷川章はポスター発表を行いました。また、野田幸裕教授がシンポジウム13および口頭発表 中枢⑫の座長を務められました。発表時には、臨床知見に基づいた精神疾患モデルの妥当性、当室が注目している精神疾患の発症リスク因子と他の因子との相互関係、抗精神病薬使用時の重篤な副作用のin vitroにおける評価系について、多数の質問・意見を頂くことができ、大変盛況でした。今後の研究活動に繋がる大変有意義な機会となりました。

(報告者:長谷川章)

【シンポジウム】
野田幸裕(3月18日)座長
シンポジウム13:グリア-神経相関による精神疾患の発症と病態
毛利彰宏(3月18日)シンポジスト
シンポジウム13:グリア-神経相関による精神疾患の発症と病態
「統合失調症モデル動物におけるグリアを介した精神発達・伝達の調節機構」
【口頭発表】
肥田裕丈(3月18日)
「プロスタグランジンE2は精神疾患様の神経発達および行動学的異常を惹起する」
【ポスター発表】
後藤 綾(3月18日)
「クロザピンによる無顆粒球症の評価系の確立」
森健太郎(3月18日)
「フェンシクリジンにより誘発される精神行動異常の形成機序:GLAST変異マウスを用いたアプローチ」
長谷川章(3月18日)
「脳神経発達過程におけるグルタミン酸トランスポーターの機能異常が認知機能に及ぼす影響」
【一般演題】
野田幸裕(3月18日)座長
口頭発表 中枢⑫:神経変性

2015年3月17日

第24回神経行動薬理若手研究者の集い(名古屋)

「第24回神経行動薬理若手研究者の集い」が、名城大学名駅サテライト(MSAT)にて、「Generation Shift:from molecular to systems~時代の変遷:分子から回路へ~」をテーマに、開催されました。

当部門からは、5年の山本文哉と三宅裕里子が、一般演題セッションにて口頭発表を行いました。発表後には活発な質疑が行われ、今後の研究活動を促進する知見を得る事ができました。同世代の研究者と研究成果について討論することで、今後の研究へのモチベーションを高めることができ、大変有意義な機会となりました。

(報告者:三宅裕里子)

【口頭発表】
山本文哉
「ストレス負荷が惹起するうつ様行動に対するPKCリン酸化制御の関与」
三宅裕里子
「幼若期社会的敗北ストレス負荷による社会性行動障害におけるモノアミン作動性神経の関与」

2014年11月20~22日

第24回 日本臨床精神神経薬理学会・第44回 日本神経精神薬理学会(名古屋)

「第 24 回日本臨床精神神経薬理学会・第 44 回日本神経精神薬理学会合同年会」が、名古屋国際会議場にて、「双方向性トランスレーショナル研究の実現:Bridging the gap between bedside and bench」をテーマに、開催されました。

当部門からは野田幸裕教授が、教育セミナー7の座長とともに、講演を行い、精神科専門薬剤師精神医学セミナー「認知症の治療・予防戦略:研究・治療・ケアの最前線」においても司会を、シンポジウム11では座長を務めました。毛利彰宏助教が、教育セミナー5の座長および講演を行いました。毛利彰宏助教、博士課程3年の肥田裕丈先輩、椿井 朋先生、学部6年の横山美里先輩、学部5年の加賀美有花、三宅裕里子がポスター発表を行いました。発表時には、多数の質問・意見を頂くことができ、大変盛況でした。現在の研究活動の進捗について私見を深めることができただけでなく、精神疾患における基礎研究と臨床研究を行っていく上で必要な知識や態度を習得することができ、大変有意義な機会となりました。

(報告者:三宅裕里子)

【教育セミナー】
野田幸裕(11月21日)座長/講演
教育セミナー7:向精神薬の適正使用と多剤大量処方・過量服用防止:精神科薬物療法を科学的に考える
「向精神薬の適正化:アドヒアランス向上、多剤併用の解消」
毛利彰宏(11月21日)座長/講演
教育セミナー5:精神疾患モデル動物の開発とその創薬への応用
「妥当性に基づく精神疾患モデルの開発とその臨床応用:うつ病モデル動物としてのMAGE-D1遺伝子欠損マウスの妥当性と診断薬開発の試み」

【ポスター発表】
毛利彰宏(11月21日)
「幼若期社会的敗北ストレスによるセロトニントランスポーターのユビキチン化の低下とうつ様行動」
肥田裕丈(11月21日)
「新生仔期マウスへのプロスタグランジンE2暴露が若年期や成体期における精神行動に及ぼす影響」
椿井 朋(11月21日)
「3T3-L1細胞(脂肪細胞)におけるアディポカイン産生・分泌に対する第二世代抗精神病
薬の作用」
横山美里(11月21日)
「血症板におけるユビキチン化セロトニントランスポーターの発現レベルとパーソナリティとの関連性」
加賀美有花(11月21日)
「フェンシクリジン連続投与マウスに認められる統合失調症様行動障害における統合失調症関連遺伝子:α7nAChRの関与」
三宅裕里子(11月21日)
「幼若期慢性社会的敗北ストレス負荷が社会性行動とモノアミン作動性神経に与える影響」

2014年10月3~4日

平成26年度アルコール・薬物依存関連学会合同学術総会:第36回日本アルコール関連問題学会、第49回日本アルコール・薬物医学会、第26回日本依存神経精神科学(横浜)

「平成26年度アルコール・薬物依存関連学会合同学術総会:第36回日本アルコール関連問題学会、第49回日本アルコール・薬物医学会、第26回日本依存神経精神科学会」がパシフィコ横浜にて、「物質と行動のアディクション~多様な時代へのチャレンジ~」をテーマに、開催されました。この3学会は日本のアルコール・薬物関連問題の中心となる学会であり、21世紀の依存の臨床や研究にかかわる内容のシンポジウムや、大きな社会問題になっている危険ドラッグに関する企画が複数ありました。当部門からは、野田幸裕が一般演題のポスター発表の座長と演者を務めました。現在の研究活動の進捗と課題を深め、さらに幅広い分野の研究内容を学ぶことができ、大変有意義でした。今後の研究活動に活かしていきたいです。

(報告者:野田幸裕)

【ポスター発表】
野田幸裕(10月3日)座長/演者
「統合失調症モデル動物における精神行動障害に対するニコチンの急性・連続投与による作用」

2014年9月29日~10月1日

第36回日本生物学的精神医学会・第57回日本神経化学会大会合同年会(奈良)

「第36回日本生物学的精神医学会・第57回日本神経化学会大会合同年会」が奈良県文化会館・奈良県新公会堂にて、「精神疾患解明に向けた新たな融合戦略」をテーマに、開催されました。

共に長い歴史を有する脳神経研究の学会であり、基礎や臨床系の脳、神経および精神医学研究者が一同に会して活発に討論する年会でありました。本年会に参加することにより、数多くの学会内外における独創的な研究および共同研究成果を見聞することができました。当部門からは、野田幸裕がランチョンセミナーでの講演(産業医科大学医学部精神医学教室 堀 輝先生との共同講演:統合失調症の認知機能障害と就労)と一般演題でのポスター発表を行いました。国内外併せて1,200名以上の参加者があり、終始活発な質疑応答・意見交換が行われ、大変盛況でした。一般演題のポスター発表では、現在の研究活動の進捗と課題を深め、さらに幅広い分野の研究内容を学ぶことができ、大変有意義でした。今後の研究活動に活かしていきたいです。

(報告者:野田幸裕)

【ランチョンセミナー 共催:大日本住友製薬株式会社】
野田幸裕(9月29日)
ランチョンセミナー2
「第二世代抗精神病薬の認知機能改善作用:統合失調症モデル動物を用いた検討」
【ポスター発表】
野田幸裕(9月29日)
「幼若期社会的敗北ストレス負荷マウスにおける社会性行動と神経発達への影響:グルココルチコイドの関与:Involvement of glucocorticoids in impairment of social behaviors and neurodevelopment induced by juvenile social defeat

2014年9月27~28日

第24回日本医療薬学会年会(名古屋)

「第24回日本医療薬学会年会」が、名古屋国際会議場にて、「新時代を拓く医療薬学フロンティア」をテーマに、開催されました。
当部門からは、野田幸裕教授が、3つのシンポジウムにおいてオーガナイザー、座長、シンポジストを務め、一般演題では、博士課程3年の椿井 朋先生、博士課程1年の後藤 綾先輩、学部6年の竹内美緒が口頭・ポスター発表を行いました。各発表において活発な質疑応答・意見交換が行われ、大変盛況でした。現在の研究活動の進捗について私見を深め、さらに臨床の幅広い分野の研究内容を学ぶことができ、大変有意義な機会となりました。得た知識や態度を生かし、今後、薬剤師として医療に貢献していきたいです。

(報告者:竹内美緒)

【シンポジウム】
野田幸裕(9月27日)シンポジスト
シンポジウム15:多職種連携教育Interprofessional education (IPE)の重要性と実践的構築を目指して
「医薬連携を活かしたチーム医療教育の構築を目指して:多職連携教育の実践(InterProfessional Education & Practice:IPEP)」
野田幸裕(9月27日)座長
シンポジウム16:新コアカリキュラムに対応した実務実習を考える:今後の展望と課題
野田幸裕(9月28日)座長
シンポジウム34:今求められる精神科薬剤師の患者安全に向けた新たな挑戦

【口頭発表】
後藤 綾(9月28日)
「肝移植後早期のタクロリムス血中濃度変動に影響する因子の探索」

【ポスター発表】
椿井 朋(9月28日)
「CKD外来における多職種連携の取り組みとその効果」
竹内美緒(9月27日)
「がん疼痛患者におけるトラマドールの使用実態調査とそのメリットについての検討」

2014年8月30日

次世代を担う創薬・医療薬理シンポジウム2014(大阪)

「次世代を担う創薬・医療薬理シンポジウム2014」が、近畿大学東大阪キャンパスにて、開催されました。

本シンポジウムは、「若手研究者の育成」という理念の下、日本薬学会薬理系薬学部会の若手世話人が「生体機能と創薬シンポジウム2014」と連携して開催されました。当部門からは、毛利彰宏がポスター発表を行い、ユビキチン化セロトニントランスポーターのうつ病診断バイオマーカーとして抗うつ薬応答性の指標への応用について活発な質疑応答がありました。また、学生の口頭発表の優秀発表賞の審査を務め、熱気のあふれる発表であり、幅広い分野の研究内容を学ぶことができました。本シンポジウムでは、幅広い分野の若手薬理学研究者と意見交換をすることができ、大変有意義でした。

(報告者:毛利彰宏)

【ポスター発表】
毛利彰宏(8月30日)
「末梢血におけるセロトニントランスポーターの代謝調節と情動性の関連解析」

2014年8月28~29日

生体機能と創薬シンポジウム2014(大阪)

「生体機能と創薬シンポジウム2014」が、近畿大学東大阪キャンパスにて、開催されました。本シンポジウムは日本薬学会薬理系薬学部会の主催で、「生体機能を解析する研究と創薬研究を互いに補完しながら発展させていくことで、薬理系薬学領域の研究の進歩に寄与する」ことを目的として開催されました。若手創薬シンポジウムでは、当部門の毛利彰宏が口頭発表しました。ユビキチン化セロトニントランスポーターの末梢血と中枢神経での発現を比較し、うつ病診断バイオマーカーとしての有用性について活発な討論がなされ、今後の研究を進める上で、大変有意義でした。また、学生のポスター発表優秀賞の審査も務め、熱気にあふれた発表であり、幅広い分野の研究内容を学ぶことができ、当室の学生指導に活かしたいとおもいます。

(報告者:毛利彰宏)

【口頭発表】
毛利彰宏(8月29日)
若手創薬シンポジウム
「セロトニントランスポーターの代謝機構に注目したうつ様行動の解明」