活動報告
- 大学・研究室行事
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大学行事として、学生フォーラム、ソフトボール大会、オープンキャンパス、卒論発表や卒業式などが開催され、こうした行事には積極的に参加しています。研究室行事として、鶴舞公園での花見、ゼミ旅行、スポーツフェスティバル、新年会など、1年を通して楽しいイベントを開催し、メンバー同士の親睦を深めています。
2023年6月25日
- 2023年度 病態解析学Ⅰ同門会-第143回日本薬理学会近畿部会の慰労会を兼ねて開催:開設19年の歴史を振り返って
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「2023年度 病態解析学Ⅰ同門会」が、ストリングスホテル名古屋1階「オークルーム」にて「第143回日本薬理学会近畿部会の慰労会」を兼ねて開催されました。
同門会は、当室の野田幸裕教授が部会長として開催された第143回日本薬理学会近畿部会の慰労会を兼ねて企画され、当日は、野田幸裕教授、吉見 陽准教授、博士課程2名、学部6年10名、学部5年7名、学部4年6名および卒業生30名の総勢57名が参加しました。司会進行を担当された吉見先生から野田先生が紹介されると普段のご指導いただくときの真剣な姿とは異なり、参加者に両手を振りながらとてもお茶目に、螺旋階段から登場されました。開会の挨拶として野田先生から、第143回日本薬理学会近畿部会に関わった院生・学部生および卒業生への労いの言葉を頂いた後、当室の元助教で、現在は藤田医科大学の教授である毛利彰宏先生の挨拶と乾杯のご発声により会が始まりました。
新型コロナウイルス感染症の規制緩和により、5年ぶりに同門会開催へ漕ぎ着けたこともあり、野田先生や吉見先生と卒業生、院生・学部生と卒業生、あるいは卒業生同士で再会を喜び合う姿が多く見られました。
会の中盤では、病態解析学Ⅰの歴史を振り返りながら、2018年度同門会以降の近況報告が行われ、吉見先生が4月から准教授に昇格したことが報告されました。続いて吉見先生から野田先生が一般社団法人日本私立薬科大学協会 令和4年度教育賞を受賞されたことが報告されました。本賞は我が国の薬学教育に多大な貢献をし、その進歩と発展に特に功績があった者に対して授与されるとても名誉ある素晴らしい賞です。受賞の御祝いとして、吉見先生と当室の卒業生で現在、藤田医科大学の講師の加藤博史先生より記念品(ペン立てと小物入れ)が贈られました。また、吉見先生と博士課程4年の中村真理子先輩より野田先生と賞状が描かれたケーキがサプライズで贈られ、野田先生と賞状の再現のクオリティの高さに参加者一同から歓声が上がり、写真に収めていました。
会の終盤には、当室の卒業生で現在、金城学院大学の助教の鳥居 綾先生と加藤加織先生より感謝の思いを込めた花束が野田先生と吉見先生に贈られました。
最後に、野田幸裕教授から閉会のご挨拶を頂き、参加者全員で記念写真を撮影しました。撮影後も談笑は続き、参加者一同、名残惜しさも感じている様子でした。
同門会を通じて、病態解析学Ⅰの歴史を改めて感じました。また、卒業生から研究活動への激励のお言葉を頂き、より意欲的に研究に取り組んでいこうと気持ちを新たにしました。今後の研究室のさらなる発展に向け、当室一同、気を引き締めて精進してまいります。
(報告者:木村天音、森川和那)
2023年6月14日
- 令和5年度 第3回アドバンスト活動報告会
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「令和5年度 第3回アドバンスト活動報告会」が開催されました。
名古屋大学医学部附属病院の消化器外科・移植外科病棟、呼吸器内科・外科病棟、精神科・親と子どもの心療科病棟にて研修しているアドバンスト学生3名が症例報告を行いました。多くの学生や教員が参加し、報告後には多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。
消化器外科・移植外科病棟にて研修している伊藤綾香は、食道がん患者の疼痛コントロールについて報告を行いました。がん疼痛に使用されるオピオイドの鎮痛効果が不十分な際に、他の種類や剤形のオピオイドに変更する「オピオイドスイッチング」が行われます。本症例では、フェンタニルの注射剤から貼付剤のフェントス®テープへの変更の際に、添付文書や院内のマニュアルから適切なオピオイドスイッチングの方法を医師に提案しました。また、数値的評価スケール(numerical rating scale:NRS)やレスキューの使用回数から、継続して疼痛状態を評価し、適切な投与量を医師に提案しました。このように疼痛コントロールに貢献しました。
呼吸器内科・外科病棟にて研修している加納正暉は、悪性胸膜中皮腫患者の化学療法への介入について報告を行いました。近年、がん治療において、がん細胞への免疫反応を活性化させる免疫チェックポイント阻害薬が使用されます。免疫チェックポイント阻害薬は正常な組織に対する免疫反応も活性化するため、しばしば免疫関連副作用(immune-related adverse events:irAE)が発現します。本症例では、irAEの対策としてステロイド補充療法が導入されており、今回の化学療法中の倦怠感や電解質異常等の症状から急性副腎不全を回避するためステロイド投与量の増量を提案し、化学療法の継続に貢献しました。
精神科・親と子どもの心療科病棟にて研修している吉原 希は、アドヒアランス不良のうつ病患者における便秘対策について報告を行いました。精神疾患患者は、向精神薬の抗コリン作用等による腸の蠕動運動の低下に加え、活動や食事・水分摂取の低下により、便秘の発症頻度が高いです。本症例では、便秘対策としてルビプロストンと頓服薬のピコスルファートナトリウムを使用していました。しかし、患者が満足できる排便コントロールではなかったために、腸の蠕動運動を活発にする胆汁酸トランスポーター阻害薬であるエロビキシバットの追加を提案しました。また、服薬の習慣づけ、服薬忘れが無いように繰り返し指導することで、退院後のアドヒアランス維持に貢献しました。
本報告会を通して、患者に安心・安全な薬物療法を提供するには、患者毎に、薬剤導入後の効果・副作用をモニタリングし、適切な服薬指導を行うことが重要であることを学びました。残り少ない研修期間においても、患者との面談を充実させ、患者とその家族に寄り添った医療を提供できるように努めていきたいと思います。
(報告者:伊藤綾香、加納正暉、吉原 希)
【名古屋大学医学部附属病院】
伊藤綾香(消化器外科・移植外科病棟)
「食道がん患者における疼痛コントロールに対する介入」
加納正暉(呼吸器内科・外科病棟)
「悪性胸膜中皮腫患者の化学療法における薬剤師の介入」
吉原 希(精神科・親と子どもの心療科病棟)
「便秘を訴えるうつ病患者に対する薬学的介入」
2023年5月31日
- 令和5年度 第2回アドバンスト活動報告会
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「令和5年度 第2回アドバンスト活動報告会」が開催されました。
藤田医科大学病院の腎臓内科病棟、内分泌・代謝・糖尿病内科病棟および救命病棟にて研修しているアドバンスト学生3名が症例報告を行いました。多くの学生や教員が参加し、報告後には多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。
腎臓内科病棟にて研修している学生は、常染色体顕性多発性嚢胞腎(Autosomal dominant polycystic kidney disease:ADPKD)について報告を行いました。ADPKDは両側腎臓に多数の嚢胞が進行性に発生・増大し、最終的には7割の患者で透析や腎移植が必要となる遺伝性疾患です。疾患の発症と進行にはバソプレシンが関与することから、治療には、バソプレシンV2受容体拮抗薬であるトルバプタンが用いられています。糖尿病治療に使用されるSGLT2阻害薬はバソプレシン濃度を上昇させること、腎保護作用を有することからADPKD患者の腎機能保持への有用性が期待されています。本症例では、SGLT2阻害薬によるバソプレシン濃度および腎機能低下速度の推移を評価し、疾患の進行抑制に努めていました。
内分泌・代謝・糖尿病内科病棟にて研修している学生は、2型糖尿病に対してリベルサス®にて治療されている患者について報告を行いました。リベルサス®は、血糖依存性にインスリン分泌を促進する経口GLP-1受容体作動薬です。胃腸障害の回避のため、低用量から漸増投与します。本症例では、胃腸障害によるアドヒアランス低下を防ぐため、持効型インスリンとGLP-1受容体作動薬配合注射剤であるゾルトファイ®への変更により、良好な血糖コントロールに貢献していました。
救命病棟にて研修している学生は、髄膜炎疑いのリステリア菌血症について報告を行いました。リステリア菌は、セファロスポリン系抗菌薬に耐性、ペニシリン系抗菌薬に感受性があり、アンピシリンが標準的な治療薬とされています。本症例では、患者の薬剤感受性試験やアンピシリンの髄液移行性を考慮した初期投与計画や、治療開始後には腎機能モニタリングから投与量を提案していました。
本報告会を通して、治療効果と副作用のバランスを患者の検査値や服薬状況、文献等から考慮し、最適な治療を提供する必要があると再認識しました。今後も多角的な視点を持ち、より良い治療法の提案に貢献ができるように努めていきます。
(報告者:吉原 希)
【藤田医科大学病院】
腎臓内科病棟
「常染色体顕性多発性嚢胞腎に対するトルバプタン治療」
内分泌・代謝・糖尿病内科病棟
「2型糖尿病患者に対するリベルサス®服用例」
救命病棟
「CO2貯留をきたしたリステリア菌血症(髄膜炎疑い)」
2023年5月17日
- 令和5年度 第1回アドバンスト活動報告会
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「令和5年度 第1回アドバンスト活動報告会」が開催されました。
愛知医科大学病院の呼吸器内科・外科病棟にて研修しているアドバンスト学生1名、安城更生病院の小児科と産婦人科病棟にて研修しているアドバンスト学生2名が症例報告を行いました。多くの学生や教員が参加し、報告後には多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。
愛知医科大学病院の呼吸器内科・外科病棟にて研修している学生は、肺がん患者の支持療法への介入に関する報告を行いました。がん患者には疼痛が発現することが多く、痛みの強さに応じ、鎮痛薬の増量・変更が行われます。本症例ではフェントステープでの鎮痛効果が不十分であったため、オキシコドン注へのオピオイドスイッチングが行われました。オピオイドスイッチングは、換算値に基づいて行われますが、貼付剤から注射剤へのスイッチングのため、投与量が過剰にならないよう慎重に投与量やスイッチングの間隔調整などを行いながら、疼痛の緩和と副作用発現の回避をしていました。
安城更生病院の小児科病棟にて研修している学生は、小児ネフローゼ症候群患者への薬学的介入に関する報告を行いました。小児ネフローゼ症候群の治療としてはステロイドの投与が第一選択であり、その副作用対策が重要になります。本症例では、副作用の発現に関連した問題行動を事前に家族へ説明することで早期発見に努め、その対処をしたことで退院後も副作用による影響もなく治療が継続されていました。
安城更生病院の産婦人科病棟にて研修している学生は、切迫早産患者への薬学的考察に関する報告を行いました。胎児の成長が不十分な状態での出産となる早産は、新生児の感染症・合併症罹患リスクが高まります。そのため、子宮収縮抑制薬等を使用し早産を回避します。本症例では、使用した薬剤の副作用発現を検査値と妊婦の主訴等から多角的に評価・モニタリングを行い、出産までの症状安定化に努めました。
本報告会を通して、使用薬剤による副作用を多角的に予測し、患者へその予防や早期発見のための情報提供を行うことが安全な治療継続に重要であると再認識しました。今後も患者に最適かつ安全な医療を提供するために、患者一人ひとりに向き合っていきたいと思います。
(報告者:加納正暉)
【愛知医科大学病院】
呼吸器内科・外科病棟
「肺がん治療における支持療法」
【安城更生病院】
小児科病棟
「小児ネフローゼ症候群患者に対する薬学的介入」
産婦人科病棟
「切迫早産で入院した患者に対する薬学的考察」
2023年5月15日
- 吉見 陽先生の准教授 昇格のお祝い会:考える脳みそを
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「吉見 陽先生の准教授 昇格のお祝い会」が、創作和食と完全個室和蔵 名古屋栄店にて開催されました。
今回は、新型コロナウイルス感染症が5類になり、感染対策の規制も緩和されたので約3年ぶりに全面対面の会食を開催することができ、野田幸裕教授、吉見 陽准教授をはじめ、博士課程2名、学部6年生10名、および学部5年生7名の総勢21名が参加しました。
会食冒頭では学部生より乾杯の挨拶を行い、賑やかな雰囲気でスタートしました。3つのテーブルに分かれ、各自がお酒を嗜みながら親睦を深めることができました。終盤ではお祝いのケーキ入刀が行われ、中締めとして、吉見 陽准教授からお祝い会のお礼の挨拶を頂きました。その中で、「一人ひとりが自立して考える脳みそを持ち、教員と学生が一緒に考え、ディスカッションすることが、研究室生活の充実に繋がる」というお言葉をいただき、各学生は決意を新たにしました。
吉見 陽准教授のご昇格を当室一同非常に嬉しく思っております。これまで以上にご指導ご鞭撻を心よりお願い申し上げるとともに、吉見先生のますますのご活躍をお祈りいたします。
(報告者:加藤朱莉、深見彩乃)
2023年3月29日
- 2023年度お花見:花より団子
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毎年恒例の「2023年度 お花見会」を鶴舞公園にて開催しました。
今年のお花見会には、野田幸裕教授、吉見 陽助教をはじめ、博士課程3年の中村真理子先輩、学部5年11名、および学部4年5名の総勢19名が参加しました。
当日は春の陽気が感じられる恵まれた天候の中、美しい桜の下で笑顔が溢れる集合写真を撮ることができ、心に残る思い出となりました。今年は新型コロナウイルス感染症の規制緩和により公園内での食べ歩きも可能となり、撮影後には桜を楽しみながら公園内に立ち並んだ屋台に足を止め、“団子”も堪能することができました。楽しい時間を過ごしながら親睦を深め、心身ともに英気を養う機会となりました。
今年度も充実した研究室生活が送れるよう、当室一同より一層精進して参ります。
(報告者:雄谷拓海)
※撮影時のみマスクを外しております。
2023年3月18日
- 2022年度 卒業セミナー:卒業生の今後の活躍を願って
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「2022年度 卒業セミナー」が、名城大学薬学部 新3号館303・304教室にて開催されました。
今回のセミナーには、野田幸裕教授、吉見 陽助教をはじめ、博士課程3名、学部6年8名、学部5年10名、および学部4年8名の総勢32名が参加し、4つのグループに分かれてグループワーク形式でのセミナーを行いました。
セミナー冒頭では、吉見 陽助教より企画への期待を込めた開会のお言葉をいただき、和やかな雰囲気でセミナーはスタートしました。まず初めに、アイスブレイクを兼ねて各グループの名前付けてもらい、それぞれ「胡椒」、「ドラゴン」、「10万ボルト」、および「defeat」と決まり、士気を高め合いました。続いて、各グループは9マスのビンゴ用紙にランダムに番号を記入し、謎解きや国家試験の問題に正解すると問題番号の数字に印をつけて、タテ、ヨコ、ナナメのいずれか1列が並ぶまで続けるアレンジビンゴゲームを行いました。また、当室のメンバーや研究に関連したお題のワードウルフやジェスチャーゲームを行い、大いに盛り上がりました。全学年が揃ったセミナーは最後となりましたが、グループワークを通してお互いをより理解することができ、心の距離を縮めることができました。
セミナーの締めくくりとして、在籍学生一同から卒業生へ、卒業生から教員・在籍学生一同へこれまでの感謝を込めて記念品が贈呈されました。最後に野田幸裕教授から卒業生と在籍学生一同へ未来に向けた激励のお言葉をいただきました。セミナー終了後も卒業生と在籍学生が互いに感謝や応援の言葉を贈りあい、別れを惜しみました。
来年度は新型コロナウイルス感染症が5類に分類されることから、毎年恒例のボーリング大会や談笑しながらの会食なども再開することができるため、今回のように親睦を深める機会が増えると思います。こうした絆は卒業研究やアドバンスト臨床研修に対する意欲向上に繋がると思います。最後に、卒業される皆様の更なるご活躍を心よりお祈り申し上げます。
(報告者:伊藤綾香、川島菜月、山本千紗都)
※撮影時のみマスクを外しています。
2022年10月1日
- 2022年度 バレーボール大会:スポーツの秋、深まる親睦
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「2022年度 バレーボール大会」が名城大学天白キャンパス新体育館にて開催されました。
コロナ禍で2年間中止されていたスポーツ大会は3年ぶりとなります。当室からは野田幸裕教授、吉見 陽助教、博士課程2年の吉田樹生先輩、学部5年5名、学部4年4名の12名が参加しました。
大会当日は、試合前にウォーミングアップとして、円陣パスで練習を行いました。円陣パスでとても大切なのは「構え」と「声かけ」です。全員で声を出すことでラリーを続け、試合に向けて団結力を高めることができました。
試合はバドミントンコートの広さで行われ、男性と経験者はサーブとアタックはハンデとして利き手が使用できませんでした。利き手が使えないという状況に苦戦し、1試合目は善戦するも19対25で負けてしまいました。しかし、2試合目は慣れてきたこと、お互いにフォローし合うことで、25対16で勝利することができました。惜しくも得失点差1というあまりにも非情な結果で本戦には進めませんでしたが、怪我もなく参加者全員が最後まで楽しんでバレーボール大会を終えることができました。
大会終了後は、参加者全員で昼食を楽しみ、各学年と先生と親睦を深めることができ、お互いの新たな一面を知ることができました。
全員が研究や授業で忙しい中での参加となり、良いリフレッシュの時間となりました。一同気持ちを新たに励んで参ります。
(報告者:川島菜月)
※撮影時のみマスクを外しております。
2022年9月8日
- 2022年度 日帰り開運グルメのゼミ旅行!バーベキューに食べ歩き、合格祈願のバス旅行(伊勢)
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「2022年度 ゼミ旅行」で、三重県伊勢市に行きました。
今年は教員、博士課程の先輩方および学部6年生のみでのゼミ旅行となりました。
あいにくの雨の中、名古屋大学医学部附属病院を出発し、最初の目的地の二見浦シーサイドパークではバーベキューを行いました。屋内のバーベキュー場には海鮮や肉、野菜がずらりと並び、とても豪華な昼食となりました。生きたエビに戸惑う学部生をよそに、焼きおにぎりとノンアル飲料を合わせ、ワンランク上のバーベキューを楽しむ先生方の姿がありました。
次の目的地の伊勢神宮では、神聖な雰囲気に圧倒されながら参道を進み、参拝を行いました。学部6年生は学業成就のお守りを購入し、卒業試験と薬剤師国家試験の合格を祈願しました。参拝後は雨も上がり、おはらい町とおかげ横丁の散策を楽しみました。丸ごとオレンジの果汁を味わえるジュースでのどを潤すグループや、赤福氷を食べてお腹いっぱいになるグループ、伊勢茶を用いたスイーツを楽しむグループなど、それぞれ伊勢のグルメを堪能しました。
日帰りでしたが、2年ぶり、6年生にとっては初めてのゼミ旅行を楽しみ、当室メンバー1人ひとりの記憶に残る充実した1日となりました。
(報告者:田中穂浪)
2022年9月2日
- 令和4年度薬学部卒業論文発表会
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「令和4年度薬学部卒業論文発表会」が名城大学薬学部 新1号館および新3号館にて、開催されました。本年度も、前年度に引き続きすべてポスター発表でした。
発表会では、当室の学部6年の内野里香、平野結奈、松本あおい、佐々木唯乃、吉原みなみ、安藤弘将、濵田眞里亜、田中穂浪、竹内 萌、足立有野奈および佐分藍子が新1号館7階、腫瘍分子医学研究室の鈴木里奈が新1号館の3階にて発表を行いました。
当室の学部4・5年生や多くの先生方が入れ替わり立ち代わりポスターを閲覧され、様々なご質問やご意見をいただきました。研究発表は今回初めてであったため、心地よい緊張感と不安感の中で、1つ1つ丁寧に説明し、質疑に応えました。これまでコロナ禍で行動制限があったため、こうした時間は充実感にあふれ、有意義に過ごすことができました。研究活動および発表会での経験を活かして、将来、薬剤師として臨床およびコミュニケーションスキルの向上に努めていきたいと思います。
発表会後には新3号館の1階にて学部6年生から、教員、大学院生、学部4・5年生へ感謝を込めたプレゼントを贈りました。学部4・5年生からは、だるまのキーホルダーと名前入りボールペン、お菓子を頂きました。野田幸裕教授からいただいた「努力は人を裏切らない。」という言葉を胸に、卒業試験・国家試験の勉学に励んでいきます。
約2年間の研究活動の集大成を発表することができ、6年生一同感謝しております。
(報告者:安藤弘将)
※撮影時のみマスクを外しております。
【ポスター発表】
内野里香(9月2日)
「口腔内慢性疼痛に対するデュロキセチンの効果と血漿セロトニン濃度との関連」
平野結奈 (9月2日)
「3T3-L1細胞でのクロザピンによる脂肪滴蓄積におけるアドレナリンβ受容体の関与」
松本あおい (9月2日)
「HL-60細胞でのクロザピンによる血液毒性における小胞体ストレス-アポトーシス経路の関与」
佐々木唯乃 (9月2日)
「統合失調症様モデルマウスの心臓におけるクロザピン反応性タンパク質の同定」
吉原みなみ (9月2日)
「統合失調症様モデルマウスの前頭前皮質におけるクロザピン反応性タンパク質の同定」
安藤弘将 (9月2日)
「うつ病患者のリンパ芽球様細胞株および幼若期社会的敗北ストレス負荷マウスの血液と脳における網羅的遺伝子発現解析」
濵田眞里亜 (9月2日)
「幼若期社会的敗北ストレス負荷による脳内免疫活性化の影響」
田中穂浪 (9月2日)
「幼若期社会的敗北ストレス負荷マウスのうつ様行動におけるニコチン性アセチルコリン受容体の関与」
竹内 萌 (9月2日)
「統合失調症様モデルマウスの忌避学習における側坐核細胞内情報伝達経路の役割」
足立有野奈 (9月2日)
「精神疾患様モデルマウスの社会的認知におけるドパミンD3受容体の役割」
佐分藍子 (9月2日)
「薬剤師の精神疾患へのスティグマに及ぼす精神疾患患者との接触体験の影響」
鈴木里奈(9月2日)
腫瘍分子医学研究室・アドバンストコース
「クロザピンによる胸膜炎におけるリチウムの作用」
2022年7月20日
- 第4回アドバンスト活動報告会
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「第4回アドバンスト活動報告会」が開催されました。
薬局にて研修しているアドバンスト学生1名および愛知医科大学病院の呼吸器内科・外科、消化器外科病棟にて研修しているアドバンスト学生2名が症例報告を行いました。多くの学生や教員が参加し、症例報告後には多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。
薬局にて研修している学生は、漢方薬を用いた片頭痛患者への介入に関する報告を行いました。軽度から中等度の片頭痛にNSAIDs(Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugs:非ステロイド性抗炎症薬)が無効な場合や、中等度から重度の場合にはトリプタン製剤が用いられます。本症例では、頭痛に対して処方された漢方薬の適切な服薬方法を指導することで、トリプタン製剤を使用することなく、片頭痛をコントロールすることができました。
愛知医科大学病院の呼吸器内科・外科病棟にて研修している学生は、抗がん剤治療における支持療法に関する報告を行いました。EGFR(Epidermal Growth Factor Receptor:上皮成長因子受容体)チロシンキナーゼ阻害薬はEGFR遺伝子変異陽性のがんに対して使用される分子標的薬であり、副作用としてざ瘡様皮疹が報告されています。本症例では、ざ瘡様皮疹の重症度に合わせた強さの外用ステロイドの選択と使用方法の指導を行い、症状を改善に介入していました。
愛知医科大学病院の消化器外科病棟にて研修している学生はがん患者の周術期における薬学的介入に関する報告を行いました。ステロイドを長期間服用することにより視床下部-下垂体-副腎皮質系が抑制され、内因性ステロイドが減少します。この状態で手術などの侵襲を受けると循環不全を中心とした重篤な急性副腎不全に陥りやすくなります。そのため、侵襲性の高い周術期にはステロイドを予め投与することで急性副腎不全を予防するステロイドカバーを行う必要があります。本症例では、これまでに使用していたステロイド量をプレドニゾロン換算することで適正に周術期におけるステロイドの投与を行い、急性副腎不全に陥ることなく手術を完遂することができました。
これらの症例を通して、症状の部位、性状、発現時の特徴や使用薬剤などの背景から、患者に最も適した個別の薬物治療を考えていくことの重要性を再認識しました。今後も最適な薬物治療を行うことができるよう、患者一人ひとりに向き合っていきたいと思います。
(報告者:鈴木里奈)
【薬局】
「漢方薬を用いた片頭痛患者対応」
【愛知医科大学病院】
呼吸器内科・呼吸器外科病棟
「肺癌治療における支持療法」
消化器外科病棟
「大腸癌における周術期と化学療法の薬学的介入について」
2022年7月6日
- 第3回アドバンスト活動報告会
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「第3回アドバンスト活動報告会」が開催されました。
名古屋大学医学部附属病院の消化器外科病棟にて研修しているアドバンスト学生1名、愛知医科大学病院の循環器内科・心臓外科病棟、GICU(General Intensive Care Unit:周術期集中治療部)にて研修しているアドバンスト学生2名が症例報告を行いました。多くの学生や教員が参加し、症例報告後には多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。
名古屋大学医学部附属病院の消化器外科病棟にて研修している内野里香は、呼吸困難を有するがん患者への介入に関する報告を行いました。がん患者において呼吸困難が発生する頻度は46~59%と報告されています。呼吸困難を有するがん患者には、モルヒネの全身投与を行うことが推奨されていますが、腎機能の低下などを理由にモルヒネが使用できない場合にはオキシコドンの全身投与が行われます。本症例では、腎機能を考慮した薬剤を提案することで、呼吸困難を緩和することができました。
愛知医科大学病院の循環器内科・心臓外科病棟にて研修している学生は、心不全患者への介入に関する報告を行いました。心不全の頻度の高い初期症状として息切れや足のむくみがあり、これらは心拍出量の低下によって生じるうっ血や体液貯留に伴う症状です。このように息切れや足のむくみを有する患者では、病態に応じた心不全薬物治療の基本薬に加え、利尿薬を併用します。本症例では、腎機能や電解質・水分バランスを確認しながら利尿薬や補液量の調整を行うことで、体液貯留の改善に努めました。
愛知医科大学病院のGICUにて研修している学生は、低カリウム血症患者への薬学的介入に関する報告を行いました。低カリウム血症の原因には、カリウム摂取の不足やカリウム排泄量の増加、およびアルカローシスなどによる細胞外から細胞内へのカリウム移行の亢進があります。本症例では、低カリウム血症によりGICUにて注射用および経口カリウム製剤が開始となりました。その後、カリウム含量の多い経口カリウム製剤への変更を提案することで、血清カリウム値のコントロールを行いました。
症例報告会を通して、症状や治療による効果・副作用を確認し、適切な薬剤選択が行われているかを評価する重要性を再認識しました。今後も患者にとって最適な薬剤選択ができるよう支援していきたいと思います。
(報告者:内野里香)
【名古屋大学医学部附属病院】
内野里香(消化器外科病棟)
「腎機能低下患者における呼吸困難・疼痛コントロールに対する介入」
【愛知医科大学病院】
循環器内科・心臓外科病棟
「心不全患者への介入」
GICU
「低カリウム血症患者への薬学的介入」
2022年6月15日
- 第2回アドバンスト活動報告会
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「第2回アドバンスト活動報告会」が開催されました。
名古屋大学医学部附属病院の呼吸器内科・外科、泌尿器科・腎臓内科、精神科・親とこどもの心療科病棟にて研修しているアドバンスト学生3名が症例報告を行いました。多くの学生や教員が参加し、症例報告後には多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。
呼吸器内科・外科病棟にて研修している平野結奈は、非小細胞肺がんの化学療法への介入に関する報告を行いました。非小細胞肺がんでの胸膜播種により、胸部疼痛が認められる場合があります。本症例では、NRS(Numerical Rating Scale:数値評価スケール)を用いて疼痛評価を行い、最初にNSAIDs(Non-Steroidal Anti-Inflammatory Drugs:非ステロイド性抗炎症薬)が提案されました。NSAIDsによる腎機能障害やNSAIDs潰瘍の早期に発見するため、血清クレアチニン値や腹痛、嘔気の有無を確認しながら、安全に疼痛コントロールを行いました。
泌尿器科・腎臓内科病棟にて研修している鈴木里奈は、去勢抵抗性前立腺がんの治療への介入に関する報告を行いました。去勢抵抗性前立腺がんの治療薬として推奨されているドセタキセルは副作用として重篤な好中球減少が報告されています。本症例では、発熱性好中球減少症の発症リスクが高いことから、G-CSF(Granulocyte-Colony Stimulating Factor:顆粒球コロニー刺激因子)製剤の一次予防的投与を行うことで、重篤な感染症に罹患することなく治療を継続することができました。
精神科・親とこどもの心療科病棟にて研修している松本あおいは、双極性障害のうつ状態の改善を目的とした薬剤調整に関する報告を行いました。双極性障害には気分安定薬だけでなく、適用を有する抗精神病薬が使用されます。抗精神病薬は薬剤ごとに受容体結合能が異なることから、効果や副作用の発現特性と患者の副作用歴をふまえて薬剤変更を行うことで、副作用を発現することなく、うつ状態をコントロールすることができました。
症例報告会を通して、使用薬剤による副作用を予測し、その予防や治療に向けた薬剤提案や情報提供を行うことの大切さを学びました。今後も患者に最適かつ安全な治療を提供するために、薬剤による効果と副作用のバランスを常に考えて薬物治療に携わっていきたいと思います。
(報告者:松本あおい)
【名古屋大学医学部附属病院】
平野結奈(呼吸器内科・外科病棟)
「非小細胞肺がん患者に対する化学療法における薬剤師の介入」
鈴木里奈(泌尿器科・腎臓内科病棟)
「去勢抵抗性前立腺がんの化学療法に関わった症例」
松本あおい(精神科・親とこどもの心療科病棟)
「双極性障害患者に対する抗精神病薬の切り替え」
2022年6月1日
- 第1回アドバンスト活動報告会
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「第1回アドバンスト活動報告会」が開催されました。
藤田医科大学病院の、内分泌・代謝・糖尿病内科病棟にて研修しているアドバンスト学生2名、精神科にて研修しているアドバンスト学生1名が症例報告を行いました。多くの学生や教員が参加し、症例報告後には多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。
内分泌・代謝・糖尿病内科病棟にて研修している学生のうち1名は、副腎皮質癌によるクッシング症候群に関する報告を行いました。副腎皮質癌はホルモン産生型と無機能型に分けられます。ホルモン産生型では慢性的にコルチゾールが過剰に産生され、クッシング症候群が多く認められます。クッシング症候群の治療の第一選択は外科的な腫瘍摘出ですが、外科的治療が行えない場合、薬物治療として副腎皮質刺激ホルモン分泌抑制薬や副腎皮質ホルモン合成阻害薬で治療を行います。本症例では、副腎皮質ホルモンの過剰産生に関連する精神症状や低カリウム血症などに対処するためコルチゾールのモニタリングを行い、患者の病態や生活に合った薬物選択を行うことができました。
もう1名は、ギッテルマン症候群に関する報告を行いました。ギッテルマン症候群は、遠位尿細管Na⁺-Cl⁻共輸送体をコードするSLC12A3遺伝子変異により生じる常染色体潜性遺伝の先天性疾患です。遺伝性疾患であることから、家族への遺伝カウンセリングなども行われます。臨床所見としてサイアザイド系利尿薬の副作用と同様に、低カリウム血症や低マグネシウム血症が認められるため、カリウム製剤やマグネシウム製剤による補充療法が行われます。本症例では、それぞれの検査値からカリウム/マグネシウム製剤の投与量を検討し、電解質異常の改善に努めました。
精神科病棟にて研修している学生は、治療抵抗性統合失調症に対して非定型抗精神病薬のクロザピンにて治療されている患者に関する報告を行いました。ルラシドンはSDA(Serotonin Dopamine Antagonist:セロトニン・ドパミン拮抗薬)に属する2020年に発売された比較的新しい抗精神病薬です。本症例では、クロザピンに併用する抗精神病薬としてルラシドンに切り替える際、CGI(Clinical Global Impressions:臨床全般印象度)やDIEPSS(Drug Induced Extrapyramidal Symptoms Scale:薬原性錐体外路症状評価尺度)などの評価尺度を用いて、有効性や副作用を客観的に評価しました。また、文献からの情報をもとに切り替え順を検討し、適切に医師へ提案していました。
本報告会を通して、検査値をふまえて投与量や薬剤選択をする必要性、処方提案にはガイドラインやアルゴリズムだけでなく、文献からの情報も活用する重要性を学ぶことができました。残り少ないアドバンス研修でも意識して取り組んでいきたいと思います。
(報告者:平野結奈)
【藤田医科大学病院】
内分泌・代謝・糖尿病内科病棟
「副腎皮質癌によるCushing症候群を発症した一例」
「Gitelman症候群」
精神科病棟
「クロザピン服用中の統合失調症患者に対してルラシドンの追加投与が有効であった一例」
2022年3月29日
- 2022年度 お花見:新年度・桜満開
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新型コロナウイルス感染症の影響で研究室での行事も少ない中、十分な感染対策を講じた上で、恒例の「2022年度 お花見」を鶴舞公園にて行いました。
今年は平年より気温が高かったため、桜の開花が早く、桜の見頃も長くなりました。
大勢の花見客で賑わいをみせた鶴舞公園の桜もあっという間に満開を迎え、多くの人が足を止めてカメラを構えていました。訪れた人たちは満開の桜を眺めたり、屋台の前で足を止めて「花より団子」を楽しんだりすることで、大満足のひと時を過ごせていたと思います。
春の陽ざしの中で、満開の桜にうっとり…といきたいところですが、学生同士の接触を避けながら笑顔あふれる記念となる1枚の写真撮影となりました。
今年度はコロナ禍でも交流できるような機会を設けながら、充実した研究室生活が送れるよう精進して参ります。
(報告者:小野舞子)
※撮影時のみマスクを外しています。
2022年3月20日
- 2021年度 卒業セミナー:今後の卒業生の活躍を願って。
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「2021年度 卒業セミナー」が、名城大学薬学部 新3号館303・304教室にて開催されました。
セミナー冒頭の吉見 陽助教の挨拶では、セミナー参加者へ本年度の当室の活動総括のことばで始まりました。ソーシャル・ディスタンスを保ちながら、グループワークとして行った病態解析学Ⅰダービーでは、カプセル剤つかみステークス、降圧薬の早口言葉ステークス、ピークフローステークスを通して、カプセル剤の種類や服用時の注意点について、降圧薬の受容体選択性の違いや分類される医薬品について、ピークフローや換気障害の分類について知識を深めることができました。今年度も新型コロナウイルス感染症拡大の影響で種々の研究室行事を行うことが困難でしたが、コロナ禍では身体的距離を保つように言われている今でこそ、精神的距離を近づけることが重要です。そこでイメージクイズや他己紹介クイズを行い、当室メンバーに関するイメージや印象についての課題を通して、もっと「お互いの距離」、すなわち「心の距離」を縮めることができたと思います。
グループワーク後は在籍学生一同から卒業生へ、卒業生からは在籍学生一同・教員へこれまでの感謝を込めて記念品が贈呈されました。博士課程を修了し、学位を取得された内田美月先輩へのOB・OG、そして在籍学生・教員からのビデオレターが上映されました。最後に野田幸裕教授から卒業生と在籍学生一同に激励の言葉が贈られました。
今後も卒業研究やアドバンスト臨床研修に全力で取り組んでいきたいと思います。最後に、卒業される皆様の更なるご活躍を心よりお祈り申し上げます。
(報告者:吉原みなみ)
※撮影時のみマスクを外しています。
2021年9月5日(日)
- 野田幸裕教授還暦記念講演会 :ますます楽しい人生を!
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2021年7月24日に還暦を迎えられた野田幸裕教授の「還暦記念講演会」は新型コロナウイルスの感染状況を見極め、名城大学薬学部サテライトセミナー室とオンラインのいずれでも参加可能なハイブリッド形式にて開催されました。本講演会は当室の吉見 陽助教、博士課程4年の内田美月先輩と2年の中村真理子先輩が企画し、在籍学部生の協力のもとに実施されました。
当日、野田幸裕教授、吉見 陽助教、現役院生や学部4年、5年と6年生の28名は名城大学薬学部サテライトセミナー室にて、研究員や卒業生37名と実務実習生5名はオンラインにて、総勢72名が参加しました。残念ながら当日参加ができない卒業生からも還暦記念講演会に祝辞を頂きました。司会進行は吉見 陽助教が担当し、野田幸裕教授より「学部卒業~コロナ禍までの病態解析学Ⅰの軌跡」と題して、当室設立時から近状のコロナ禍における過ごし方やハマったことなど、趣向を凝らした還暦記念講演が行われました。次に、学部5年が企画した研究室紹介セミナーでのグループワークでは、薬学や研究室に関する課題、野田幸裕教授のイメージに関する課題などについて実施し、発表しました。ソーシャル・ディスタンスを保ちながらも活発に楽しく意見交換ができました。グループワークの間に、オンライン参加の研究員や卒業生と画面越しの再会でしたが、仲睦まじく話される野田幸裕教授の姿が印象的でした。休憩中には、研究員および卒業生や現役学部生から頂戴した祝辞をまとめたビデオレターを上映し、還暦記念品(ロナセンのタイピンなど)と花束が学部生から贈呈されました。最後に野田幸裕教授から閉会の挨拶を行って頂き、オンラインでの参加者をスクリーン上に映し出して参加者全員で記念写真を撮影しました。撮影後もオンラインで野田幸裕教授との歓談が続き、名残惜しさを感じつつも閉会となりました。
コロナ禍のため、一堂に集まることはできませんでしたが、オンラインでも祝福の思いを伝えることができたと思います。野田幸裕教授には、これまでのご指導に心よりお礼を申し上げるとともに、更なるご活躍をお祈りしております。
(報告者:松本あおい)
※記念撮影時のみマスクを外しております。
2021年9月2日~4日
- 令和3年度薬学部卒業論文発表会
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「令和3年度薬学部卒業論文発表会」が名城大学薬学部 新1号館および新3号館にて、緊急事態宣言発令中でしたが、徹底した感染対策のもと無事に開催されました。本年度も、前年度に引き続きすべてポスター発表でした。
発表会では、当室の学部6年の浅井未来、鈴木千晴、細井香七および高橋礼貴が新1号館3階、相羽優樹、伊藤嘉野、小口智也、加藤有耶香、鎌田朋見および中村実樹が新3号館3階、衛生化学研究室の北澤沙英が新1号館4階にて発表を行いました。約2年間の研究活動の集大成を発表することができ、6年生一同感謝しております。
今年度は感染対策の一環として所属する研究室の発表のみを所属する4年生と5年生が、聞くことができる状況でした。そのため、発表を聞きに来てくださる人数は限られていましたが、後輩にわかりやすく説明すること、先生方とじっくり議論することができました。教育、研究、臨床の最先端で活躍される先生方から、多くのご質問やご意見をいただき、有意義な時間を過ごすことができました。本発表会を通して、広範な視野で結果を客観的にとらえ、論理的に思考する重要性を改めて学びました。
発表会終了後、新3号館の1階にて学部6年生から教員、大学院生、学部4・5年生へ感謝を込めたプレゼントを贈りました。学部4・5年生からは、絵付けのだるまと名前入りのボールペンを頂きました。卒業試験や国家試験の合格に向けて、七転八起のだるまのように、粘り強く勉学に励みます。
当室での活動を通して培った知識や経験を活かして、高度な専門知識と研究能力を有する薬剤師を目指し、問題解決能力および科学的思考力をさらに高めていきたいです。
(報告者:浅井未来)
※撮影時のみマスクを外しております。
【ポスター発表】
相羽優樹 (9月3日)
「名古屋大学医学部附属病院における統合失調症入院患者のポリファーマシーに関する調査」
浅井未来 (9月3日)
「うつ病患者のリンパ芽球様細胞株および幼若期社会的敗北ストレス負荷マウスの血液と脳における網羅的遺伝子発現解析」
伊藤嘉野 (9月3日)
「3T3-L1細胞でのクロザピンによる脂肪滴蓄積におけるアドレナリンβ2受容体の関与」
小口智也 (9月3日)
「統合失調症様モデルマウスにおける脳内クロザピン反応性タンパク質の同定」
加藤有耶香 (9月3日)
「統合失調症様モデルマウスにおけるクロザピン治療による行動学的および神経化学的影響」
鎌田朋見 (9月3日)
「統合失調症様モデルマウスの精神行動におけるシナプス形成やシナプス伝達の関与」
鈴木千晴 (9月3日)
「幼若期マウスへの単回社会的敗北ストレス負荷による社会性行動障害に対するメマンチンの作用」
高橋礼貴(9月3日)
「プロトカドヘリン15(Pcdh15)遺伝子変異によるマウスの精神行動と脳内モノアミン・アミノ酸神経系への影響」
中村実樹(9月3日)
「HL-60細胞でのクロザピンによる血液毒性に対するリチウムの作用」
細井香七(9月3日)
「ストレス負荷マウスにおける社会的認知の制御機構:コリンおよびセロトニン神経系の関与」
北澤沙英 (9月3日)
衛生化学研究室・アドバンストコース
「シスプラチンベースのがん化学療法におけるハイドレーションと有害事象発現に関する調査」
2021年7月13日
- 第3回アドバンスト活動報告会
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「第3回アドバンスト活動報告会」が、開催されました。
薬局にて研修しているアドバンスト学生1名および藤田医科大学病院の内分泌・代謝・糖尿病内科にて研修しているアドバンスト学生2名が症例報告を行いました。薬局でのアドバンスト研修報告は今回初めて視聴することができました。多くの学生や教員が参加し、症例報告後には多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。
薬局にて研修している学生は、地域包括ケアシステムで活躍できる薬剤師を目指し、地域医療での課題に取り組んでいます。今回はALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の在宅医療に関する報告を行いました。ALSは運動ニューロンが進行性に変性・消失する疾患です。症状進行に伴い、食事の経口摂取が困難になった場合には、経腸・経静脈栄養が主栄養となります。経腸栄養法施行時、薬剤の投与方法として粉砕法や簡易懸濁法があり、薬剤の安定性や配合変化などの確認が必要です。不適切な薬剤管理に対して、処方薬の見直しや管理方法の指導により、患者に合わせた薬剤の選択をすることができました。
藤田医科大学病院にて研修している学生のうち1名は、免疫チェックポイント阻害薬投与によるirAE(免疫関連有害事象)に関する報告を行いました。irAEには間質性肺炎、皮膚障害、内分泌障害、および1型糖尿病などがあります。irAEは症状に対する適切な薬剤の追加、使用薬剤の減量・休薬、および変更により対処します。糖尿病の既往がなく血糖値の異常や高血糖症状を認めた場合には、1型糖尿病の発症を疑います。1型糖尿病はインスリン依存状態であるため、厳格な血糖コントロールが必要となり、主な治療法として強化インスリン療法が行われます。患者指導を通してインスリン製剤を適切に使用してもらうことで、血糖コントロールやケトアシドーシスの改善に努めました。
もう1名は、褐色細胞腫の血圧管理に関する報告を行いました。褐色細胞腫はカテコールアミンの過剰分泌により、高血圧や高血糖を引き起こす疾患です。治療の中心は外科手術による腫瘍の摘出ですが、周術期の血圧管理が重要です。術前には手術当日に向けて降圧薬を漸増する一方で、循環血漿量の減少に伴う起立性低血圧や術後低血圧の予防に電解質の補給が必要となることもあります。薬物療法では、第一選択薬としてα1遮断薬が使用され、頻脈がみられた場合や、降圧不十分の場合にはβ遮断薬やαβ遮断薬、およびCa拮抗薬を追加で使用します。降圧薬の追加や電解質の補給による適切な血圧管理を通して、容体悪化を防ぐことができました。
症例報告会を通して、主訴や検査値から正しく患者の状態を判断し、適切な対処ができるよう、使用薬剤について深く学ぶことの重要性を改めて感じました。患者の思いを丁寧に聞き取りながら他の職種と連携し、より良い治療方針の提案ができるように努めていきたいと思います。
(報告者:伊藤嘉野)
【藤田医科大学病院】
内分泌・代謝・糖尿病内科病棟
「中咽頭癌に対する免疫チェックポイント阻害薬投与によりirAEによる糖尿病を来した一例」
「褐色細胞腫」
【薬局】
「在宅医療におけるALS患者への薬剤師の介入」
2021年6月29日
- 第2回アドバンスト活動報告会
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「第2回アドバンスト活動報告会」が、開催されました。
名古屋大学医学部附属病院の呼吸器内科・外科、血管外科、および消化器外科1・消化器外科2にて研修しているアドバンスト学生3名が症例報告を行いました。多くの学生や教員が参加し、症例報告後には多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。
呼吸器内科・外科病棟で研修している中村実樹は、今年に製造販売承認を取得した新薬であるアルンブリグⓇ(ブリグチニブ)の導入に関する報告を行いました。アルンブリグⓇはALK陽性非小細胞肺がんに用いられるチロシンキナーゼ阻害薬で、間質性肺炎、クレアチンキナーゼ上昇、下痢、高血圧、悪心・嘔吐、肝機能障害、および膵炎などの副作用があります。間質性肺炎では空咳や発熱、肝機能障害では疲労や食欲不振、膵炎では身体の痛みなどが自覚症状として挙げられます。一方で重症化するまで自覚症状がない副作用も多いため、服薬中は定期的な血圧測定と血液検査を行います。下痢や高血圧、悪心・嘔吐については必要に応じて止瀉薬や降圧薬、制吐薬を用いることで対処しますが、CTCAE(Common Terminology Criteria for Adverse Events:有害事象共通用語規準)における重症度(Grade)評価により休薬することもあります。自覚症状が出にくい副作用に対して検査値を確認したり、症状が軽度なうちに薬剤の導入を提案したりすることで、重篤な副作用の発現を回避することができました。
血管外科病棟で研修している北澤沙英は、睡眠薬の選択に関する報告を行いました。安全性が高い睡眠薬であるオレキシン受容体拮抗薬は、覚醒保持に関連したオレキシン神経系の働きを遮断し、睡眠をもたらします。2020年から製造販売されているデエビゴⓇ(レンボレキサント)は、ベルソムラⓇ(スボレキサント)と同様の作用機序を示しますが、オレキシン1受容体よりオレキシン2受容体に親和性が高い特徴を有しています。また、ベルソムラⓇと異なり、一包化が可能であること、CYP3Aとの相互作用が少ないことから、高齢や併存疾患を持つ患者に使用しやすいです。安全かつ有効性が高いと考えられるデエビゴⓇを提案したことで、概日リズムを改善することができました。
消化器外科1・消化器外科2病棟で研修している伊藤嘉野は、オピオイドスイッチングに関する報告を行いました。がん疼痛に用いられるオピオイド鎮痛薬には錠剤、注射剤、坐剤、および貼付剤など、多数の剤形が存在します。入院患者に対しては、患者の状態に応じた剤形や投与量の変更が可能です。オピオイドスイッチングでは、換算表を用いて投与量を算出します。適切なオピオイドスイッチングや剤形の変更を提案することで、疼痛が悪化することなく、退院後を見据えた剤形を提案することができました。
これらの症例を通して、実際に患者の思いを聞いたうえで患者個人に合った薬物治療を考えることや、必要に応じて看護師や医師などの他の職種との情報共有をすることが大切であると実感しました。
新型コロナウイルス感染症の影響により、実務実習では病棟実習を例年のように行うことができませんでした。アドバンスト研修でも、患者面談の頻度や形態に制限はありましたが、約半年間継続して臨床現場に携わらせていただきました。大学や臨床現場で得た知識・経験を活かして、患者や他の職種とのコミュニケーションを大切にし、頼られる薬剤師を目指して精進していきます。
(報告者:北澤沙英)
【名古屋大学医学部附属病院】
中村実樹(呼吸器内科・外科病棟)
「非小細胞肺がん患者のアルンブリグ導入における薬剤師の介入」
北澤沙英(血管外科病棟)
「重症虚血肢患者における傾眠傾向に対する薬剤師の介入」
伊藤嘉野(消化器外科1・消化器外科2病棟)
「化学療法施行患者における疼痛コントロールに対する介入」











