活動報告
- 大学・研究室行事
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大学行事として、学生フォーラム、ソフトボール大会、オープンキャンパス、卒論発表や卒業式などが開催され、こうした行事には積極的に参加しています。研究室行事として、鶴舞公園での花見、ゼミ旅行、スポーツフェスティバル、新年会など、1年を通して楽しいイベントを開催し、メンバー同士の親睦を深めています。
2019年4月24日
- 第3回(第67回)遠隔教育システムを利用した アドバンスト学生による活動報告会 アドバンスト症例報告会
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「第3回(第67回)遠隔教育システムを利用したアドバンスト学生による活動報告会」が、藤田医科大学病院、名古屋大学医学部附属病院、および名城大学薬学部 ライフサイエンスホールにて同時開催されました。
名古屋大学医学部附属病院の歯科口腔外科にて研修しているアドバンスト学生が症例報告を行いました。中継施設のライフサイエンスホールには多くの学部学生や教員が参加し、多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。
転移を伴う口底癌に対する一次化学治療後の効果判定で増悪となり、二次化学療法としてパクリタキセルとセツキシマブの併用療法が施行され、化学療法の副作用管理と疼痛コントロールに介入しました。抗EGFR抗体薬であるセツキシマブの特徴的な副作用にざ瘡様皮疹などの皮膚障害があり、名大病院マニュアルでは予防としてミノサイクリンが使用されます。ミノサイクリンは酸化マグネシウムとの同時服用によりミノサイクリンの吸収が低下します。緩下剤として酸化マグネシウムを定期服用しており、ミノサイクリンを使用する場合、用法や使用の見直しを検討する必要があります。薬物相互作用を考慮して、両薬剤の服用時間をずらすことによって相互作用を回避できることを提案し、皮膚障害の発現予防に貢献しました。がん疼痛に使用するオピオイド鎮痛薬は、持続痛に対する定期薬と突出痛に対するレスキュー薬があり、レスキュー薬1回分量は定期薬の6分の1が目安となります。定期薬の増量に伴い、レスキュー薬の増量を提案したり、面談を通して疼痛状態や薬の効果および作用時間、調整方法を説明し、薬の服用意義を理解してもらい、アドヒアランス向上に貢献しました。薬物相互作用の観点から起こりうる副作用に対する薬物治療に介入すること、服薬アドヒアランスの向上のために服用意義を説明することの重要性を改めて実感しました。今後のアドバンスト活動においても、治療薬の薬物相互作用を考慮したより効果的な治療提案や、服薬アドヒアランスの向上に繋がる服薬説明ができるよう精進していきたいと思います。
(報告者:蛯江裕美)
【名古屋大学医学部附属病院】
岩永周子
「転移を伴う口底癌患者における化学療法及び疼痛コントロールへの介入」
2019年4月20日
- 2019年度 第9回研究・大学活性化を目的とした学生フォーラム(名古屋)
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「名城大学 第9回研究・大学活性化を目的とした学生フォーラム」が、名城大学薬学部にて、「Next Vision-見つけよう、新たな視点を-」をテーマに開催されました。
当室の学部6年の友松典子が口頭発表を行い、COPD患者に対して薬剤師が行う吸入療法支援において、吸入操作の説明の中で最も重要視している点について質問をいただきました。学部6年の溝口莉菜は、うつ病と喫煙(ニコチン摂取)の関連性についてポスター発表を行い、聴衆者に当室の研究内容について興味を持っていただくことができました。その他、アドバンストコースの学部6年生が名古屋大学医学部附属病院におけるアドバンスト活動について紹介しました。いずれの発表・紹介においても、研究室配属を控えている学部4年生が多数訪れ、真剣な面持ちで研究や活動内容について質問しており、大変盛況でした。
本フォーラムに参加し、他の研究室の発表を聴くことで、分野を超えた幅広い知識を得ることができ、大変有意義な1日となりました。
(報告者:太田絵梨花)
【口頭発表】
友松典子
「慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者に対する薬剤師の吸入療法支援による治療効果への影響」
【ポスター発表】
溝口莉菜
「ニコチンによるnAChR/Aktシグナル伝達系を介するストレス負荷マウスによるうつ様行動の制御機構」
岩永周子、蛯江裕美、中村真理子
「アドバンストコース紹介 名古屋大学医学部附属病院」
2019年4月17日
- 第2回(第66回)遠隔教育システムを利用した アドバンスト学生による活動報告会 アドバンスト症例報告会
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「第2回(第66回)遠隔教育システムを利用したアドバンスト学生による活動報告会」が、藤田医科大学病院、名古屋大学医学部附属病院、および名城大学薬学部 ライフサイエンスホールにて同時開催されました。
藤田医科大学病院の内分泌・代謝内科にて研修しているアドバンスト学生が症例報告を行いました。中継施設のライフサイエンスホールには、現在、薬物治療マネジメントを履修している4年次学部学生や教員が多数参加し、多くの質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。
BOT(basal supported oral therapy)は経口血糖降下薬と持効型インスリン製剤を併用するインスリン療法の一つであり、経口血糖降下薬のみでは良好な血糖コントロールが得られない場合に用いられます。インスリン使用者の数%に認められるインスリンアレルギーは、インスリン成分そのものだけでなく添加物もアレルゲンとなり得ます。BOTとして持効型インスリン製剤を新たに導入した2型糖尿病において薬疹が発現し、DLST(drug-induced lymphocyte stimulation test:薬剤誘発性リンパ球刺激試験)や添加物、化学構造式、体内での構造変化の観点からその被疑薬の特定を検討しました。臨床現場において、薬の構造式や体内での化学変化に着目した化学的な推察をすることの重要性を改めて実感しました。今後のアドバンスト活動においても、面談だけでなく科学的な観点から薬学的に介入し、薬物治療における有害事象の原因などを追究することで、患者や他職種から頼られる存在となれるよう精進していきたいと思います。
(報告者:中村真理子)
【藤田医科大学病院】
「インスリン グラルギンによるインスリンアレルギーが疑われた一例」
2019年4月10日
- 第1回(第65回)遠隔教育システムを利用した アドバンスト学生による活動報告会 アドバンスト症例報告会
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「第1回(第65回)遠隔教育システムを利用したアドバンスト学生による活動報告会」が、愛知医科大学病院、藤田医科大学病院、名古屋大学医学部附属病院、および名城大学薬学部 ライフサイエンスホールにて同時開催されました。
名古屋大学医学部附属病院の消化器外科2・移植外科にて研修しているアドバンスト学生が症例報告を行いました。中継施設のライフサイエンスホールには多くの学部学生や教員が参加し、多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。
膵臓がんに対する1次化学療法後、2次化学療法としてFOLFIRINOX療法が選択され、化学療法の副作用と疼痛コントロール管理に介入しました。FOLFIRINOX療法では、イリノテカンによるコリン作動性症状(腹痛・下痢・呂律困難・発汗など)が頻発するため、症状に応じて、次回化学療法時から抗コリン薬(アトロピン)を前投与する必要があります。疼痛管理は生活の質(QOL)の維持・向上につながるため、鎮痛薬を適切に使用して疼痛コントロールする必要があります。化学療法終了後の面談を通して副作用の程度を客観的に評価し、抗コリン薬の前投与を提案しました。薬剤の使用目的を説明し、副作用の不安の軽減に努めました。疼痛コントロールでは、疼痛状態や鎮痛薬の使用状況を確認し、適した鎮痛薬への変更を提案しました。カルテ情報だけでなく、面談から病状を薬学的な視点から評価することで、適切な薬物治療に関与することが可能となり、その重要性を改めて実感しました。今後のアドバンスト活動においても直接患者に向き合うことで、患者個々に寄り添ったより良い薬物治療に貢献できる薬剤師になれるよう精進したいと思います。
(報告者:中村真理子)
【名古屋大学医学部附属病院】
蛯江裕美
「化学療法施行患者における副作用・がん疼痛コントロールに対する介入」
2019年3月29日
- 2019年度 お花見会:“心新たに”
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「2019年度 お花見会」が、鶴舞公園にて開催されました。
ここ数日、花冷えが続いていましたが、思いの外天候に恵まれ、今年も昨年と同様に開花が早く、八分咲きの美しい桜の下で集合写真を撮ることができました。撮影後は公園内に立ち並んだ屋台を楽しみ、さらに親睦が深まりました。
新年度が始まるころには、公園の桜も満開になることと思います。当室一同、元号が「令和」に変わる2019年度も心を新たにして活動に精を出していきたいと思います。
(報告者:久保美穂子)
2019年3月25日
- 2018年度 送別会:追い出しコンパ
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「2018年度 送別会:追い出しコンパ」が、Bacchanale(ばかなる)名駅桜通り店にて開催されました。
今年度は、長谷川章先輩が博士課程を修了し学位を取得され、10名の学部生が卒業されました。総勢35名が参加し、野田幸裕教授の挨拶から始まり、先輩方と当室での生活を振り返りながら、談笑を楽しみました。会の中盤には野田幸裕教授と吉見 陽助教から、当室オリジナルの修了書が卒業生1人1人に手渡され、博士課程2年の伊藤貴博先輩より特大ケーキが贈られました。学部卒業生からは、野田幸裕教授と吉見 陽助教、在籍する一同へ記念品を頂きました。日頃から実験だけでなく研究室生活において大変お世話になった長谷川章先輩には、多くの方にご協力いただきサプライズでメッセージ動画を作成し、上映された動画を鑑賞しました。会の最後には、吉見 陽助教から卒業生だけでなく、在学生にも激励の言葉が送られました。
卒業される先輩方に感謝の気持ちを伝えることができ、とても心に残る会となりました。先輩方から教わったことを引き継ぎ、在籍する一同協力して、卒論研究やアドバンスト臨床研修を更に発展させていきたいと思います。最後に、お世話になった皆様の今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。
(報告者:いまみゆき)
2019年3月20日
- 2018年度 卒業式:博士課程修了生と学部卒業生への記念品授与
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「2018年度 卒業式」が愛知県体育館にて「平成30年度 学位記授与式・祝賀会」が名古屋マリオットアソシアホテルにて開催されました。
当室からは、薬学研究科博士課程(4年制)第4期修了生として1名、6年制薬学部第8期卒業生として9名が卒業しました。博士課程修了生の長谷川章先輩は、卒業式にて大学院修了生謝辞を述べ、学位記を授与されました。学部卒業生の磯村優希、桒名諒美、平松愉加、林 千裕、村川依代、田代侑子は研究の功績で、城間由奈は学業の功績で学部長表彰を受けました。先輩方には研究・アドバンスト研修活動において様々な場面で丁寧にご指導頂き、大変お世話になりました。先輩方の晴れ姿は当室からの旅立ちを現し、感謝の思いと寂しさを感じたと同時に存在の大きさに改めて気付きました。研究・学業を懸命に取り組まれただけでなく、当室にたくさんの笑顔と和やかな雰囲気を与えて頂いた先輩方に倣い、後輩一同で当室を盛り上げていきます。先輩方が「病態解析学I」で培った経験を活かし、各方面でご活躍されることを陰ながら応援しております。
(報告者:武藤利奈)
2019年1月28日
- 2018年度 新年会:クイズ大会‐新たな一面を知る‐
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「2018年度 新年会」が、和洋折衷ダイニング 集にて開催されました。
野田幸裕教授、吉見 陽助教、当室OGの梅村 朋先生や鳥居 綾先生、大学院生、実務実習を終えた5年生、OSCE、基礎薬学総論やCBTを終え一息ついた4年生の総勢26名が一堂に会しました。野田幸裕教授から新年会の乾杯の挨拶として、昨年の振り返りと本年のさらなる奮起を期待するお言葉を頂きました。久しぶりに全員が顔を合わせた一同は、各テーブルで盛り上がりを見せ、会の終盤では、野田幸裕教授、吉見 陽助教と大学院生2名の男性陣に関する三択のクイズ大会を行いました。クイズの答えに驚きや笑いが起きる中、最後は自身のことが問題のネタになった吉見 陽助教が勝ち抜き、お年玉としてスターバックスカードを獲得しました。最後に、吉見 陽助教のお言葉で楽しい新年会は終わりました。新年を迎えてから、はや1カ月が経ちました。今年も勉学、研究、社会活動など、バランスをとって、実りの多い1年にしていきたいと思います。
(報告者:高須光平)
2018年11月11日
- 第7回スポーツフェスティバル:親睦を深め、スポーツでリフレッシュ!
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「第7回スポーツフェスティバル」が、名城大学薬学部 体育館にて開催されました。
今回のスポーツフェスティバルは毎年恒例の選手宣誓からスタートしました。参加者23名が野田幸裕教授チーム、吉見 陽助教チーム、および当室OBである薬効解析学研究室の水野智博助教チームの3チームに分かれ、バレーボール、バドミントン、フリースロー、そしてバスケットボールで競い合いました。日頃は研究や実習、講義などで体を動かす機会は少ないため、誰もが怪我をしない様に、どの競技にもベストを尽くし、チーム一丸となって白熱した戦いになりました。吉見チームと水野チームが同率一位と接戦になり、フリースローによる優勝決定戦を行いました。先行の水野チームが4ポイントを獲得してプレッシャーをかける中、後攻の吉見チームが7ポイントを獲得して優勝となりました。
スポーツで体を動かした後は、八事の西遊記にて打ち上げを行いました。会の始めに野田教授からご挨拶をいただきました。参加者のアンケ―トによって選ばれた「MVP賞」と「頑張ったで賞」の発表と記念品の贈呈が行われました。和やかな雰囲気のなか交流を深め、楽しい時間を過ごしました。会の最後には、吉見助教から締めのお言葉をいただきました。怪我もなく、スポーツを楽しみながらリフレッシュすることができました。
(報告者:友松典子)
優勝チーム:吉見 陽、伊藤貴博、いまみゆき、角田千佳、河西初音、河野彩香、吉開拓弥、吉田樹生
MVP賞:野口 健
頑張ったで賞:野田幸裕
2018年9月16日
- 2018年度 病態解析学Ⅰ同門会‐第2回日本精神薬学会総会・学術集会と2018年度 6年生卒論の慰労会を兼ねて開催:受け継がれていく研究
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「2018年度 病態解析学Ⅰ同門会」が、サーウィンストンホテル3階「メゾン・ド・フルール」にて「第2回日本精神薬学会総会・学術集会と2018年度 6年生卒論の慰労会」を兼ねて開催されました。
同門会は、当室の野田幸裕教授が大会長として開催された第2回日本精神薬学会総会・学術集会および6年生卒論の慰労会を兼ねて企画され、当日は、野田幸裕教授、吉見 陽助教、毛利彰宏元助教、現役院生と学部生31名、卒業生34名の総勢68名が参加しました。司会進行は吉見 陽助教により行われ、開会の挨拶として野田幸裕教授から、第2回精神薬学会総会・学術集会や卒論作成に関わった院生・学部生および卒業生への労いの言葉と乾杯のご発声を頂きました。野田幸裕教授と卒業生、院生・学部生と卒業生、あるいは卒業生同士の談笑の輪がいくつも広がっていきました。その様子を記念撮影されている様子も印象的であり、盛大な同門会を開催することができました。
今年度より臨床薬学教育・研究推進センターが設立され、当室はセンター所属となりました。野田幸裕教授が初代臨床薬学教育・研究推進センター長に御就任され、その御祝いを行いました。卒業生をはじめとする先輩方からのご支援の元、花束と記念品(置時計)が当室の卒業生で研究員の鳥居 綾先生と肥田裕丈先生より贈呈されました。この就任御祝いは、野田幸裕教授には内緒で計画されており、サプライズプレゼントは大成功でした。
会の終盤には「2018年度 6年生の卒論の慰労会」を行いました。最初に去年卒業された先輩から学部6年生へ、卒業試験や薬剤師国家試験の合格祈願の念が込められた北野天満宮の学業鉛筆が贈られました。学部4・5年生からは学部6年生へ当室での活動をまとめた動画を上映し、手作りの達磨のお守りを贈りました。達磨のお守りは、フェルトで10名の学部6年生の各々の顔に似せて作り、心のこもったプレゼントとなりました。動画やプレゼントを見て楽しそうに思い出を振り返る姿が印象的で、学部4・5年生一同、大変嬉しかったです。次に、学部6年生から卒業論文完成の感謝の思いを込めたプレゼントが、教員や大学院生、学部4・5年生一同に贈られました。
最後に野田幸裕教授から閉会の挨拶を行って頂き、参加者全員で記念写真を撮影いたしました。撮影後も、談笑は続き、参加者一同、名残惜しさも感じている様子でした。
同門会を通じて、病態解析学Ⅰの歴史を感じ、代々引き継がれてきた研究をしっかりと受け継ぎ、さらに発展させていこうと学部4・5年生一同、気持ちを新たにしました。
(報告者:角田千佳)
2018年9月8日
- 平成30年度名城大学校友会山梨県支部総会(山梨)
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平成30年度 名城大学校友会山梨県支部総会が、山梨県ホテルやまなみにて開催されました。
名城大学薬学部では出前講義の一つとして、高齢者や小学生にも「くすり」や「薬物依存」のことを知ってもらう授業や体験実験を特定非営利活動法人医薬品適正使用推進機構(NPO J-DO)の協力の下に行っています。今回は、校友会山梨県支部の依頼により山梨県支部総会にて「くすりとの上手なつきあい方:高齢者を対象としたくすりの正しい飲み方・使い方」と題して講演を行いました。
12名の参加者に対して、当室の野田幸裕がどのようにくすりを飲んだら適切に効き、副作用を防ぐことができるか、Q&A方式のスライドや動画、体験実験を交えて内容をより理解できるように行いました。動画や体験実験から視覚的に理解が深められ、とても分かりやすく、楽しかったと大好評でした。
(報告者:野田幸裕)
2018年9月6~8日
- 平成30年度薬学部卒業論文発表会
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「平成30年度薬学部卒業論文発表会」が、
名城大学薬学部 新1号館ライフサイエンスホール、新3号館201教室、および303・304教室にて開催されました。
本発表会では、当室の学部6年の城間由奈、田代侑子、林 千裕、村川依代、山口修外、平松愉加、桒名諒美、添田光輝、および磯村優希が新1号館ライフサイエンスホールにて口頭発表を行い、衛生化学研究室の髙木修平が新3号館303・304教室にてポスター発表を行いました。それぞれが緊張しながら、研究成果を十分に披露できた発表会でした。質疑応答では、多くの教員から幅広い質問やコメントを頂き、知識不足を実感しながらも研究成果を考察し、新たな知見を得ることができました。本発表会では他の研究室の発表を聴講することで違う分野の研究内容を理解する機会となり、大変有意義でした。この経験を活かして、今後、薬剤師として業務・研究を進めていくにあたり、問題解決能力および科学的思考力をさらに高めていきたいです。
(報告者:城間由奈)
【口頭発表】
城間由奈(9月6日)
「尿路上皮癌に対するがん化学療法に伴う消化器症状を軽減させる治療法に関する調査」
田代侑子(9月6日)
「酸化ストレスにより生成されるクロザピン反応性代謝物による細胞毒性におけるグルタチオン代謝の関与」
林 千裕(9月6日)
「歯科‐精神科リエゾン領域における血小板分画中セロトニントランスポーターおよびノルアドレナリントランスポーターの代謝過程を標的とした診断・治療効果判定バイオマーカー開発に向けて」
村川依代(9月6日)
「うつ病患者のリンパ芽球様細胞株および抗うつ薬治療抵抗性ストレスモデルマウスの脳と血液の検体種横断的な網羅的遺伝子発現解析による診断・治療ターゲット分子の探索」
山口修外(9月6日)
「幼若期社会的敗北ストレス負荷による社会性行動障害におけるα-アミノ-3-ヒドロキシ-5-メチル-4-イソオキサゾールプロピオン酸(AMPA)受容体の関与」
平松愉加(9月6日)
「ストレス負荷マウスの社会性行動におけるプロテインキナーゼCによるセロトニントランスポーター活性制御の関与」
桒名諒美(9月6日)
「ストレス負荷マウスのうつ様行動におけるα7ニコチン性アセチルコリン受容体の関与」
添田光輝(9月6日)
「統合失調症様モデルマウスにおける精神行動障害に対するニコチン連続投与の影響」
磯村優希(9月6日)
「社会的認知行動に対するドパミンD3受容体の関与」
【ポスター発表】
髙木修平(9月7日)
衛生化学研究室・アドバンストコース
「シスプラチンベースのがん化学療法におけるハイドレーションと有害事象発現の関連性調査」
2018年8月4~5日
- 名城大学オープンキャンパス2018
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「名城大学オープンキャンパス2018」が、名城大学薬学部 八事キャンパスにて開催されました。
当室は、教員の指導の下に、大学院生、および学部4~6年生が衛生化学研究室のアドバンスト学生と共に、来校された高校生やご父兄に対して「医薬連携薬学教育コーナー」では本学部の薬学教育の特徴を動画で説明し、「薬剤師業務コーナー」では注射薬調製のデモンストレーションと実体験を2日間行いました。「医薬連携薬学教育コーナー」では、①アドバンスト臨床研修および②多職種連携教育(IPE:Inter-Professional Education)について動画やスライドを用いて説明しました(大学院生と学部6年生担当)。「薬剤師業務コーナー」では、①閉鎖式薬物移送システムによる抗がん剤調製のデモンストレーションおよび②クリーンベンチでの注射薬調製の実体験(2日間で約300名)を行いました(大学院生と学部4・5年生担当)。昨年に引き続き両日とも多数の高校生やご父兄が参加(2日間で約500名)し、「薬学部への進学について迷っていたので、現役の薬学生と話せて参考になった」「実際に注射薬の調製ができて楽しかった」「患者さんの安全をしっかり考えて、注射薬の調製を行っていることが理解できた」などの感想をいただき、大変好評でした。高齢化が進むにつれて、在宅医療のニーズは益々増加しています。そのため、薬局薬剤師が無菌製剤の調製に関わる機会が増加しています。無菌製剤を安全に提供するためにどのように調製されているかを多くの参加者に理解して頂くことができました。今回のオープンキャンパスを通じて、参加者が薬剤師の多様な役割を実感して、将来の進路について考える参考になればと思いました。
(報告者:内田鷹司)
2018年7月31日~8月1日
- 2018年度 ゼミ旅行:プロ・アクティブに、そして弾丸食べまくりゼミ旅!!メンバーと親睦を深め、多くの楽しい思い出づくりの2日間(山梨)
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「2018年度 ゼミ旅行」で、山梨県南都留郡富士河口湖町に行きました。
1日目:7月31日
台風の影響により学部4年生の前期定期試験が延期されたため、午前予定していたイベントは中止し、午後にメンバー全員が揃っての出発となりました。車中で昼食をとり、宿泊地である山岸旅館までレクリエーション(レク)として、恒例の学部4年生の自己紹介、教員、大学院生、学部5・6年生の他己紹介に加え、雑学3択クイズ、値段当てクイズを行いました。学部4年生は定期試験が終わってすぐの参加でしたが、試験の疲れを忘れたかのように盛り上がり、車中は終始笑いに包まれ大変賑やかでした。
旅館到着後は河口湖周辺の散歩など各々の時間を楽しみ、その後メンバー全員で美味しい夕食に舌鼓を打ちました。
夕食後は宴会場にて教員・大学院生・各学年の学部生がミックスされたチームに分かれ、夜レクを行いました。今年の夜レクでは、事前アンケートによるランキング当てゲームに始まり、ロシアンルーレット酸っぱいガムを食べた人を当てるゲーム、11種類のお茶の商品名を当てる利き茶、およびチームメイト全員が手をつなぎ大きな紐の輪をくぐる時間を競うゲームを行いました。ランキング当てゲームの「腕相撲が強そうな人」では実際に男女それぞれ上位4人による腕相撲大会が行われました。白熱した戦いとなり、大いに盛り上がりました。「みんなが思うベストコンビ」では、選ばれた上位のコンビはそれぞれかわいいポーズを指定して写真を撮影し、さらに仲を深めてもらいました。宴会場は終始笑いに包まれて和やかな空気が流れ、親睦を深める良い時間となりました。
2日目:8月1日
野田幸裕教授、吉見 陽助教を始め、大学院生、活発な学部4~6年生が毎年恒例の朝ランニングへ出かけました。宿泊地前に広がる河口湖にかかる橋を渡り、山頂に雪の残る富士山を眺め、とても
気持ちの良い朝を迎えました。
朝食後、山岸旅館を出発し2日目最初の目的地であるForest Adventure Mt.FUJIに向かいました。標高1100mの森林に広がるアスレチックを楽しみました。安全講習受講後、各チームに分かれコースに向かいました。足元が揺れるコースや長いジップラインに怯えながらも笑顔があふれて森林の中を駆け回る姿が印象的でした。日頃運動をする機会が少ない当室のメンバーにとっては久々の運動は体に堪えたのか、車中では疲労困憊・爆睡の様子でした。
次の目的地の浅間茶屋では、山梨県名物である「ほうとう」を昼食にいただきました。にんじん、かぼちゃなどの野菜の甘味と繊細な味噌の味や「ほうとう」独特のモチモチ感も舌鼓を打っていました。その後、最終目的地である見晴らし園では、葡萄狩りと桃狩りを楽しみました。採りたての葡萄や桃はとても甘みがあり、昼食後のデザートとしておいしくいただきました。
帰りの車中では、レクとして、イントロ曲当てクイズやDVD鑑賞を楽しみながら名古屋への帰路に着きました。
ゼミ旅行を振り返ってみると、試験延期に合わせてスケジュール変更や猛暑などはありましたが、配属されたばかりの元気溢れる学部4年生も含めたメンバー全員が参加できたことが何よりで、親睦や絆を深めるとても良い機会となりました。普段とは違う大自然の中で過ごすことで、心も体もリフレッシュすることができ、今後の研究室生活に一層励むことができそうです。メンバー全員が無事に帰路に着くことができ、心に残るゼミ旅行となりました。
(報告者:友松典子、高須光平)
2018年7月11日
- 第13回(第64回)遠隔教育システムを利用した アドバンスト学生による活動報告会 アドバンスト症例報告会
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「第13回(第64回)遠隔教育システムを利用したアドバンスト学生による活動報告会」が、愛知医科大学病院、藤田保健衛生大学病院、名古屋大学医学部附属病院、および名城大学薬学部 ライフサイエンスホールにて同時開催されました。
藤田保健衛生大学病院の内分泌・代謝内科にて研修しているアドバンスト学生が症例報告を行い、本年度最後の報告会でした。中継施設には多くの学生や教員が参加し、多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。
1型糖尿病患者は血糖値を下げるホルモンのインスリンが分泌不足となるため、インスリン製剤を自己注射してインスリンを補充する必要があります。1型糖尿病に対してインスリン製剤が導入されました。退院日に自己注射の手技を確認し、手技が退歩する恐れを考慮して「自己注射チェックリスト」を作成し、外来治療移行後も正しく自己注射を実施してもらえるよう工夫しました。外来受診の面談では、継続して適切に自己注射が実施できていることを確認しました。患者に適切な手技を習得してもらい、効果的かつ安全に薬剤を使用してもらうことが大切であると改めて実感しました。アドバンスト活動も残りわずかとなりました。今後もこれまでに学んだことを生かし、個々の患者に合った服薬指導や薬学的介入が行えるように努めていきたいと思います。
(報告者:林 千裕)
【藤田保健衛生大学病院】
「初発1型糖尿病に対するインスリン導入の1例」
2018年7月4日
- 第12回(第63回)遠隔教育システムを利用した アドバンスト学生による活動報告会 アドバンスト症例報告会
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「第12回(第63回)遠隔教育システムを利用したアドバンスト学生による活動報告会」が、愛知医科大学病院、藤田保健衛生大学病院、名古屋大学医学部附属病院、および名城大学薬学部 ライフサイエンスホールにて同時開催されました。
名古屋大学医学部附属病院の精神科・親と子どもの心療科にて研修しているアドバンスト学生が報告を行いました。中継施設には多くの学生や教員が参加し、多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。
統合失調症は、生涯有病率が約1%と言われている精神疾患であり、多くは慢性的に経過します。抗精神病薬の副作用の一つである高プロラクチン血症が、長期間継続すると乳がんや骨粗しょう症の発現リスクの上昇につながります。高プロラクチン血症は隆起漏斗神経系のドパミンD2受容体を強く遮断することで、特に高力価群の抗精神病薬で発現しやすいです。高プロラクチン血症のため高力価群の抗精神病薬のリスペリドンを漸減し、オランザピン、アリピプラゾールの順で変薬しました。プロラクチンの血中濃度の推移をリスペリドンの脳内ドパミンD2受容体占有率の半減期のデータに基づいて薬物動態学的に予測し、薬物動態に基づいてプロラクチンの血中濃度を評価するべき時期を検討し、採血オーダーを依頼しました。入院患者の治療が安全に継続できるように薬力学的および薬物動態学的に基づいて変薬し、副作用モニタリングすることの重要性を改めて実感しました。アドバンスト研修期間も残りわずかではありますが、副作用の発現リスクを評価して検査値および患者の症状を観察し、適切な治療が継続できるように介入をしていきたいです。
(報告者:髙木修平)
【名古屋大学医学部附属病院】
林 千裕
「統合失調症患者に対する薬物体内動態を考慮した薬学的介入」
2018年6月27日
- 第11回(第62回)遠隔教育システムを利用した アドバンスト学生による活動報告会 アドバンスト症例報告会
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「第11回(第62回)遠隔教育システムを利用したアドバンスト学生による活動報告会」が、愛知医科大学病院、藤田保健衛生大学病院、および名城大学薬学部 ライフサイエンスホールにて同時開催されました。
安城更生病院の血液内科にて研修しているアドバンスト学生が症例報告を行いました。中継施設には多くの学生や教員が参加し、多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。
急性白血病は白血病細胞(芽球)の性質によって骨髄性とリンパ性に大別されますが、ごくわずかにどちらにも分類できない系統不明な急性白血病があります。系統不明な急性白血病では、最初に急性リンパ性白血病(ALL)に対する治療を行います。ALLに対する治療法であるHyper CVAD A療法およびHyper CVAD B療法が施行されましたが、腎機能低下や肝機能低下の既往歴から、メトトレキサート排泄遅延による骨髄抑制に伴う感染症等の重篤な副作用発現の可能性がありました。そこで、ロイコボリンの継続投与と利尿剤の追加使用を提案し、定期的に腎機能や肝機能のモニタリング、メトトレキサート血中濃度を確認しました。このように薬剤師が副作用の発現の可能性を予測し、薬力学的・薬物動態学的に介入したことで感染症等は発現しませんでした。発表を通じて、薬剤師が薬学的な視点から治療を評価・介入することの重要性を痛感しました。患者の疾患や状態を薬剤の特徴と関連づけ、薬剤の適正使用に貢献できるよう精進していきたいと思います。
(報告者:田代侑子)
【安城更生病院】
「混合性白血病患者におけるHyper CVAD B療法施行中に発生したMTX排泄遅延に関する原因の検討」
2018年6月20日
- 第10回(第61回)遠隔教育システムを利用したアドバンスト学生による活動報告会 アドバンスト症例報告会
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「第10回(第61回)遠隔教育システムを利用したアドバンスト学生による活動報告会」が、愛知医科大学病院、藤田保健衛生大学病院、名古屋大学医学部附属病院、および名城大学薬学部 ライフサイエンスホールにて同時開催されました。
藤田保健衛生大学病院の精神科にて研修しているアドバンスト学生が症例報告を行いました。中継施設には多くの学生や教員が参加し、多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。
統合失調症の治療としてアリピプラゾールの持続性注射剤(LAI)に加え、陰性症状や認知機能障害の改善効果が期待されるミルタザピンとメマンチンが追加処方されていました。ミルタザピンとメマンチンの追加投与後に、陽性症状(幻覚や妄想など)が悪化したために減量を提案し、陽性症状の悪化を軽減しました。アドヒアランスは良くなかったため、患者の症状を記載したパンフレットを作成し、繰り返し患者に説明するだけでなく、内服の介助を行う家族に対してもお薬ケースの使用を提案しました。アドヒアランスの改善に努め、病識評価尺度(SAI-J)や薬物治療に対する態度の評価尺度(DAI-10)を用いて、患者自身の病気に対する自覚(病識)や薬剤に対する理解度(薬識)を確認していました。今後のアドバンスト活動において、病態と治療薬の薬理作用を相互に深く理解し、患者の状況に応じた薬物療法の提案ができる薬剤師になれるよう精進していきたいと思います。患者だけでなく家族の理解も得られるよう丁寧で分かりやすい服薬指導を心掛けていきたいです。
(報告者:城間由奈)
【藤田保健衛生大学病院】
「治療抵抗性統合失調症患者への薬物治療における薬剤師の役割」
2018年6月17日
- 2018年度 歓迎会:白熱した戦いから育まれた一体感
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「2018年度 歓迎会:白熱した戦いから育まれた一体感」がスポルト名古屋およびNIJYU-MARU鶴舞店にて開催されました。
本年度の歓迎会では、当室の博士課程に進学された内田美月先輩、新しく配属になった学部4年生と衛生化学研究室のアドバンスト学生も含め、親睦を深めるために、第4回ボウリング大会と歓迎会を開催しました。
ボウリング大会には、野田幸裕教授、吉見 陽助教をはじめ、博士課程3名、学部6年8名、学部5年5名、および学部4年11名の総勢29名が参加し、学年別対抗戦および団体戦を行いました。第1ゲームと第2ゲームで、先生・博士課程チーム、各学年のチームによる対抗戦をそれぞれ行いました。学部5年の角田千佳がゲーム開始直後にターキーを出す波乱の幕開けとなりました。学部5年生の奮闘も空しく、チーム全員が安定したスコアを出し続ける先生・博士課程チームの優勝となりました。第2ゲームの団体戦は、第1ゲームのスコアに基づいて6チームに編成しました。手に汗を握る白熱した戦いとなり、配属されたばかりの学部4年生とも声を掛け合って、とても楽しい時間を過ごすことが出来ました。
ボウリングの熱戦後には、NIJYU-MARU鶴舞店にて歓迎会を開催しました。実務実習などから駆け付けた学生も加わり、総勢32名が参加しました。会の始めには野田幸裕教授からご挨拶をいただきました。博士課程に進学された内田美月先輩と新規配属学部4年生と衛生化学研究室のアドバンスト学生に野田幸裕教授と吉見 陽助教から歓迎状が贈呈されました。歓迎状を手にした学部4年生は皆、これからの当室における活動に一層の想いを強めていました。最後に吉見 陽助教から締めのお言葉をいただきました。ボウリング大会と歓迎会で生まれた一体感を大切にし、それぞれが教え学びあいお互いを高めあっていきたいと思いました。
(報告者:内田鷹司)
学年別優勝:野田幸裕教授、吉見 陽助教、長谷川章先輩、伊藤貴博先輩、内田美月先輩
団体戦優勝:伊藤貴博先輩、林 千裕、内田鷹司、久保美穂子、吉田樹生
2018年6月13日
- 第9回(第60回)遠隔教育システムを利用した アドバンスト学生による活動報告会 アドバンスト症例報告会
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「第9回(第60回)遠隔教育システムを利用したアドバンスト学生による活動報告会」が、愛知医科大学病院、藤田保健衛生大学病院、名古屋大学医学部附属病院、および名城大学薬学部 ライフサイエンスホールにて同時開催されました。
名古屋大学医学部附属病院の呼吸器内科/呼吸器外科にて研修しているアドバンスト学生が症例報告を行いました。中継施設には多くの学生や教員が参加し、多数の質疑やコメントがあり、活発な報告会となりました。
肺癌は、肺の気管、気管支や肺胞の一部の細胞が年齢、喫煙あるいは閉塞性肺疾患などの原因で癌化する疾患です。脳、骨、肝臓や副腎などに遠隔転移しやすいとされています。肺癌は治療上の分類で非小細胞肺癌(扁平上皮癌、腺癌、および大細胞癌)と小細胞肺癌に分けられます。報告者は、肺癌の約60%を占める肺腺癌で放射線化学療法を実施しました。肺癌診療ガイドラインでは、切除可能な腫瘍(TNM分類:T3-4、N0-1)に術前放射線化学療法後に外科的手術を実施することが推奨されています。放射線療法では、皮膚の発赤、腫れや乾燥などが発現しやすく、照射する線量が多いほど強く症状が発現します。化学療法の説明、副作用確認、経過観察だけでなく、放射線療法に関連した症状に対してたとえば、放射線照射後に発症した皮膚炎に対して保湿剤であるヒルドイドローション(ヘパリン類似物質)の必要性を説明し、治療経過を観察したことで症状の悪化やコンプライアンスの低下を未然に防ぐことができました。放射線照射による食道炎に対して処方されていたアルロイドG内用液5%(アルギン酸ナトリウム)の症状の改善や使用感を面談により確認し、アドヒアランス向上に努めました。患者の訴える症状や薬物治療に対する考えに耳を傾け、治療効果だけではなく患者の考えも治療の評価に取り入れることで、患者が積極的に治療に取り組める体制づくりをしていました。化学療法だけではなく、放射線治療も含めた治療全体に介入することが病院薬剤師の職能であると感じました。今後のアドバンスト活動において、患者の治療についてさらに理解を深め、予想される有害事象を把握し、患者の満足度を向上させることに繋げていきたいと思いました。
(報告者:髙木修平)
【名古屋大学医学部附属病院】
城間由奈
「肺尖部胸壁浸潤癌に対する放射線化学療法施行患者における薬剤師の関与」











